■“解決金9000万円女性トラブル”でテレビから消えた中居正広
あまりにも大事となった中居の女性トラブルを、最初に報じたのは2024年12月19日発売の女性週刊誌『女性セブン』(小学館)。
“トラブル”が起こったのは23年にあった会食の席でのことだったといい、当初、会食は中居ともう1人の男性、女性で行なわれる予定だったものの、男性が急遽来られなくなり、中居と女性の2人だけに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》とされる。
トラブル後、中居と女性側で代理人を立てた話し合いが持たれ、中居が9000万円という額の解決金を支払ったという。
中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答。トラブルがあったことは否定しなかった。
さらに1月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、被害女性のX子さんが新たな証言をしたほか、X子さんが中居から《意に沿わない性的行為受けた》と彼女の関係者が告白。また、X子さんが直属の上司に相談していたこと、その上司が文春の問い合わせに応じるやりとりも掲載されるなど、新情報も続々と報じられた。
一連の報道の影響で、『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『THE MC3』(ともにTBS系)、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)と、年明けの出演番組がすべて収録見合わせ、放送休止、出番シーンがカットされるという措置が取られ、中居はテレビから姿を消すこととなった。
夕刊紙デスクはこう話す。
「中居さんのお詫び文、特に《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》という一文に多くの人が違和感を覚えていますし、この一文のせいで、さらなる炎上を招いてしまっていますよね。
このお詫び文を読んだ複数の法曹関係者が口をそろえて言うのは“これは弁護士が書いた文章ですね”ということ。今回のトラブルの相手として被害女性X子さんがいて、そのX子さんとは法律上はすでに決着がついている。弁護士としてはその点を絶対に入れておきたかったため、あのような表現になったのではないか、と法曹関係者の間では指摘されているんです」