2023年12月27日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、女性に男女の行為を強要したと報じられたダウンタウン松本人志(61)。松本は報道を事実無根とし、その後「裁判に注力したい」とメディアから姿を消して早1年が経ったが――春を目前に、その息を吹き返そうとしている。

 松本が再始動する──その話が駆け巡ったのは、24年12月25日にヤフーニュースで配信された松本の独占インタビュー記事が発端だった。ベテラン芸能記者・中西正男氏が取材した中で、今後の活動を示唆したのだ。

「文春の報道に対して、当初。松本さんは“徹底抗戦”する構えをみせ、24年1月8日にはXに《事実無根なので闘いまーす。》と投稿するとともに活動休止を発表。その後、5億5000万円もの損害賠償請求を行なうなどしましたが、文春も負けていませんでした。

 結局、24年11月8日には“双方合意”のもと、松本さん側が訴えを取り下げました。そして、先の中西氏によるインタビューでは、裁判が松本さんの想定よりも長引いたことが、訴えを取り下げた理由の一つだとしていましたね。ただ、テレビへの復帰についてはまだ目途が立っていない模様です」(スポーツ紙記者)

 確かに、SNSの声を見ても、《テレビ復帰は無理でしょ》といった声も出ているのは確かだが……。そんな中で松本がインタビューで語ったことによれば、芸能活動復帰の場として構想しているのが、独自のプラットフォーム『ダウンタウンチャンネル(仮)』。“見たい人に見てもらいたいものを直接届ける”というコンセプトのもと、現実的な準備をすすめているという。月額定額サービスでコンテンツを配信すると予想するメディアもある。

 先のインタビュー記事では、

《すでに実際に会議もしていますし、来春(※25年春)あたりにスタートしたい。週に何本か見てもらえる番組も作りたいと思っていますし、お笑いをする松本人志を見る場としてはここが最初になると思います》
《どんなジャンルであろうが、何をするんであろうが、とにかく一発目は浜田と二人でやりたい》

 と意気込みを語り、ダウンタウン、そして松本ファンには期待をもたせる言葉を発していたが――誰もが気になるのは、どんなコンテンツを発信してくれるかだ。