■チャンネルに関わる“第3のダウンタウン”
民放キー局関係者が、松本が水面下で進めている企画の“制作布陣”に言及する。
「まず、チャンネルに深く関わっているとされるのが放送作家の高須光聖(みつよし)さんです。ダウンタウンの2人とは小・中学校の同級生という旧知の仲で、“第3のダウンタウン”とも称される存在。名だたるヒットバラエティ番組を多数担当していて、1988年にダウンタウンが東京進出を果たした後は、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)など、彼らの出演番組のほとんどの構成を手がけています。
高須さんはダウンタウンさん以外の番組もやっており、放送作家界のトップランナーの一人ですね」(民放キー局関係者=以下同)
24年11月8日、松本が訴えを取り下げるや、同年11月11日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)では過去のVTRで松本が“登場”。さらに11月17日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)では“空前のまっちゃん不足”というテーマで、相方・浜田雅功さん(61)が“まっちゃん”と名のつく飲食店を巡る“まっちゃん企画”が放送されたが、両番組ともに高須氏は関わっている。
「放送自体は賛否を呼びましたが、いずれの番組でも“松本さん愛”を炸裂させた仕掛け人の一人が、両番組とも構成を務める高須さんですよね」
24年11月23日配信の『Smart FLASH』の記事では、そんな高須氏を直撃。松本の今後の活動について高須氏は、「静かに見守りたいと思います」と回答するに留めたが……。前出の民放キー局関係者が続ける。
「松本さんも浜田さんも、高須さんの企画・構成力はもちろん、結果にもこだわる敏腕っぷりは誰よりもよく知っています。2人とも高須さんの意見や判断は間違いない、と全幅の信頼をおいていると言われていますね。今回のダウンタウンチャンネル(仮)についても、高須さんの意見がなかり重要になってくると聞こえてきていますね」
そんなダウンタウンチャンネル(仮)で、笑いのカリスマ・松本人志は、いったいを見せてくれるのか。
「浜田さんとの漫才のような掛け合い、また他の出演者を呼んでのコントのようなコンテンツといったアイデアも出ているとか。また、意外なものとしては、動画チャンネルにもかかわらず、静止画を用いたラジオ形式のようなトーク配信も検討されているとか。
そして、テレビ各局との交渉次第でしょうが、ダウンタウンや松本さんがやってきた過去の伝説的番組の映像も流れる可能性はゼロではないようです」
《ダウンタウンチャンネルが楽しみすぎるー》
《ダウンタウンチャンネル(仮)を生きがいにして今年は頑張ろ》
《ダウンタウンチャンネルとか、仮に中居くんチャンネルもできたら、誰もテレビなんか見なくなるんじゃないか》
など、ファンからの熱い声がXにも多く寄せられている。
前述のインタビューで松本は《テレビへの決別だとか、反テレビだとか、そういうものではない》としていたが、いざチャンネルが始動した時には、どんなテレビ番組よりも大きな話題になることは間違いないだろう。