タレントの萩本欽一(83)と香取慎吾(47)がMCを務める『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞 100回記念SP』(日本テレビ系)が1月13日に放送され、20th Century(トニセン)の坂本昌行(53)、長野博(52)、井ノ原快彦(48)が登場。視聴者が騒然とするとともに多くのファンを歓喜させた。
トニセンは30番目に「20世紀の人気者」というタイトルで登場。代表者は「坂本昌行(53歳・東京)」と紹介された。3人は黒子の衣装で、20世紀に話題になった「太陽の塔」、「エリマキトカゲ」、「インベーダーゲーム」、「フラワーロック」などを昔のテレビ画面の枠の中で表現した。
最後には少年隊の『仮面舞踏会』をキレキレに踊ってみせ、会場は大盛り上がり。17点を獲得して見事合格を果たした。
パフォーマンス後、3人が「20th Century 長野博、井ノ原快彦、坂本昌行」とテロップで紹介されるも、MCの香取は唖然とした表情で立ち尽くしていた。この状況に萩本から「慎吾、おまえやれよ」と振られても言葉が出てこず、坂本から「MC!」、井ノ原から「ちょっと!」「久しぶり!」と促され、ようやく「何をやってるんですか?」と口を開いた。
これに井ノ原が「ちょっと待ってくださいよ。ここに来るまで2か月、猛特訓してきたんです」と明かすと、香取は「なんで3人ともちょっと焼けてるんですか?」とズレた質問。井ノ原から「そこ? 久々に会って、そこ?」とツッコまれていた。
「もう何年ぶりですか?」と香取が聞くと、「ずいぶん共演してないからね」と井ノ原が語り、坂本は「だから会いに来ました」と笑顔で応じていた。
香取は天を仰ぎながら「乱れる~……」と吐露。「何かの番組で“仮装に挑戦しよう”みたいな?」と確認すると、井ノ原は「違いますよ。一般のチラシ見て、“それ送ったら面白そうですね”ってなって。欽ちゃんと慎吾ちゃんに会いたいってなってやりましたよ」と説明。長野も「みなさんに交じって、一緒にオーディションをさせていただいて」とつけ加えた。
香取は「イノッチは同い年なんですよ」と観客に呼びかけ、「中学生ぐらいのときによくおうち行ったりして遊んでいるぐらい」と振り返り、「坂本くんも!」「V6に入る前ぐらいに僕らのライブで踊ってくれたり……」と思い出を語った。
動揺を隠せなかった香取は「なんで? 何してんの? やめて。ちょっとやめてくださいよ! やめて!」とうなだれていたが、井ノ原は「共演したかったんだよ!」と叫び、会場の笑いを誘っていた。