■昨年末の『紅白』でのサプライズは盛り上がったが……
出産シーンをばっさりカットしたことには《出産シーンを無理に入れないの良いね》など好意的な声もあったが、
《出産シーンはなくていいとしても、妊娠直後とか赤ん坊が産まれたことを喜ぶシーンとかもっと入れなくて本当に大丈夫だった?》
《「おむすび」は出産シーンがあるかないかの問題ではなくて、先週の金曜日に婚約してワープを多用して火曜日にもう子供が生まれてる事だと思うの》
《出産シーンいらない派なので、そのへんを全部すっ飛ばしたのは構わないのだけど、何を見せたくてこの入院のプロセスを踏んだのかが分かる前に震災をぶちこんでくるあたりが「雑」と言われるゆえんなのではないでしょうか》
《退院後、もう子がいる、話ぶっ飛び たった2話で管理栄養士の話が終わり 相変わらず 何のドラマか、未だに迷走している》
といった不評がXに殺到。ハッシュタグ《おむすび反省会》を添えた厳しい投稿も、多く寄せられている。
「今から2週間前には、橋本さんが大晦日の『NHK紅白歌合戦』で総合司会として大活躍。3年連続での見事な進行を見せたのに加えて、主題歌『イルミネーション』を歌うB’zのサプライズ出演が大盛り上がりでした。それがカンフル剤となって『おむすび』は年明けから盛り返すのでは、とも言われたんですが、ドラマ本編の盛り上がりにはつながらなかったようですね」(前出のテレビ誌編集者)
昨年末の『紅白』では、『おむすび』のキャストから佐野、主人公の姉役の仲里依紗(35)、両親役の麻生久美子(46)と北村有起哉(50)が登場するサプライズ演出に、橋本が素で「え~!?」と驚く姿を見せ、《可愛すぎる》と話題になった。
また、B’zは事前収録のVTR出演だと告知されていたが、朝ドラ主題歌『イルミネーション』のVTR終了後にメインステージに生出演。『LOVE PHANTOM』と『ultra soul』をメドレーで熱唱するサプライズで会場を沸かせた。この演出は橋本ら司会陣も聞かされておらず、サプライズは大成功し、大盛り上がりを見せたのだ。
「阪神・淡路大震災をリアルに描いたことから考えても、今後『おむすび』では東日本大震災もしっかりと描かれるはず。そこは意義あることとして評価されそうですが……『おむすび』からはすでに多くの朝ドラファンが離脱してしまっており、盛り上がりはXに寄せられるツッコミの声のみ。今後、大きな起爆剤がないと、本当に全話平均視聴率が過去最低を更新してしまいそうな感じですね……」(前同)
今後の『おむすび』では、渡辺直美(27)が主人公の姉・歩(仲)の盟友で伝説のギャル・アキピー役で出演すると発表されている。歩に会いに来る理由は伏せられているが、《現在は東北・岩手で娘と暮らしている》という紹介文から“震災絡みのキャラでは?”と言われている。
アメリカの地で奮闘する大人気コメディアンの出演は果たして起爆剤となるのか――国民的女優・橋本の主演朝ドラは、正念場を迎えている。