香取慎吾(47)主演の連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/木曜よる10時)の第2話が、1月16日に放送される。9日放送の初回は中山美穂さん(享年54)と草なぎ剛(50)の出演が話題に。特に中山さんは、今後の重要なカギを握る役まわりだったようだ。

 同ドラマは、人生崖っぷちに追い込まれた最低男・大森一平(香取)が、世間を見返そうと政治家を目指すことになり、選挙で生活者目線をアピールするため、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳/29)と、その子どもたちと暮らすことから始まる完全オリジナルストーリー。一見、ホームドラマのテイストが強いように思えるが――。

 第1話は、ニュース番組のプロデューサーだった一平は、ある不祥事が原因でテレビ局を退社。父親が遺した実家に引っ越し、無職同然のさえない生活を送っていた。そんな一平が、幼なじみで衆議院議員の公設第二秘書・真壁考次郎(安田顕/51)から助言を受け、次期区議会議員選挙に当選して人生の再起を図ろうとする。

 そこで一平は、正助たちを呼び寄せて同居することに。一平には陽菜(向里祐香/34)という妹がいて、結婚して長女・ひまり(増田梨沙/11)を授かったものの離婚。その後、正助と出会って再婚した陽菜は長男・朝陽(千葉惣二朗/6)を産み幸せな生活を送っていたが、闘病の末に亡くなっており……という展開。

 初回は一平が慣れない家事や育児に奮闘し、感動的なシーンで終わるかと思いきや、“最低”な本音をひまりに聞かれてしまい、不穏さを残す引き。X上では、《一平の最低っぷりとコミカル感のバランスが絶妙なので、このまま進んでほしい》《タイトル程の最低でもなく感じるのは香取慎吾の存在感故か》などと、香取への称賛の声が寄せられていた。

 一方、《正助くん、何か闇ありそう…今のとこ不安要素しかない。嫌とか無理とか言わないし、いい顔しすぎ》《朝陽くんが「僕がドジだから」って言うけど、今どきの言葉でもないし、幼児の語彙にはないし、誰かに言われているんだよね。誰かに「お前はダメだ」って言われて育てられてるよね、恐いわ》など、今後の展開を不安視する声もあった。