■8日後には香取主演『日本一の最低男』にも出演
『ミタゾノ』第1話の内容に、Xでは《みぽりん》《中山美穂さん》など複数の関連ワードがトレンド入りするなど大沸騰。
《中山美穂さんのセーラー服。そしてこの歌。もうこれはミポリンへのレクイエム》
《最後のみぽりんが微笑む姿 泣ける言葉はいらないよね みぽりん ありがとう》
《はっちゃけて、想い出がたくさん詰まってた。ミタゾノさんがメイクしてあげるとき“ツイテルねノッテルね”って。セーラー服でビーバップも彷彿》
《ガッツリ出ずっぱりな感じで、これが遺作で良かった。 コメディで楽しく去っていったのね。 まさかのセーラー服姿、、、ビーバップとセーラー服反逆同盟を思い出した!》
などなど、中山さんがかつてセーラー服姿で活躍した主演ドラマ『セーラー服反逆同盟』(日本テレビ系/1986年)や、ヒロイン役で出演していた名作映画『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ(1985年)を連想する声も多く寄せられている。
「インパクトの強いセーラー服姿の影響もあり、視聴者、ファンはあらためて中山さんのことを想い、そして涙していますね。
一方で、中山さんが生前に収録していた作品は『ミタゾノ』以外にもう1つあり、最後の出演分が来週に放送されることも注目を集めています」(前出のテレビ誌編集者)
中山さんは、香取慎吾(47)主演の連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/木曜夜10時~)に、園田美奈子役で出演している。
園田は主人公・大森一平(香取)の義弟で、志尊淳(29)演じる小原正助が保育士として働く保育園の園長であり、中山さんは第1話(1月9日放送)と第3話(23日放送予定)の収録を行なっていた途中で、亡くなってしまった。
「『日本一の最低男』の第5話(2月6日放送予定)は、中山さん演じる園田が物語の中心となる回だったといいます。中山さんの急逝を受けて、急きょ彼女の実妹である中山忍さん(51)が“新園長・鮫島ふみ”という、設定を引き継いだ別キャラとして第5話に登場することも発表されています。
中山さんは、香取さんと直接共演する場面を撮る前に亡くなられました。香取さんにとってはとても残念だったでしょうが……23日の『日本一の最低男』の第3話では、彼女のドラマでの最後の姿を目に焼きつけたいですね」(前同)
『ミタゾノ』では“振り切ったコメディエンヌ”を、『日本一の最低男』では“ついつい保育士に残業を押しつけてしまう園長”という、とてもリアリティのある役を演じた中山さん。名女優・中山美穂の最後のテレビドラマ出演を見逃してはいけないだろう。