生活家電大手「アイリスオーヤマ」が1月14日、2024年末に不祥事を起こした俳優・吉沢亮(30)のCM起用継続を発表。ファンからは称賛の声が寄せられ、大きな話題となっている。
吉沢は昨年末、酒に酔って自宅マンションの隣室に不法侵入するトラブルを起こし、書類送検されていたことが1月6日に判明。14日に所属事務所は吉沢と隣室の住人との間で示談が成立したことを発表し、今後の芸能活動については《関係各所と協議の上、順次、対応させていただく所存です》と報告している。
ただ不祥事の影響は大きく、吉沢がCMキャラクターを務めていたアサヒビールは7日に契約の中途解約を発表。花王も9日に出演CMを取り下げた。
また、2月14日公開予定の吉沢主演映画『ババンババンバンバンパイア』は、《諸般の事情》を理由に公開延期となったことが1月14日に発表された。6月6日公開予定の主演映画『国宝』は、延期されない方向だと一部で報じられている。
暗い話が続くなか、注目されたのがアイリスオーヤマの対応だった。
「吉沢さんは2020年からアイリスオーヤマのCMシリーズに“CMプランナー・要正直”として出演しています。吉沢さん演じる要は、とにかくクセの強いウザキャラとして存在感を放ち大人気。昨年11月末にも、『自動かくはん式調理機 CHEFDRUM(シェフドラム)』を紹介する新テレビCMが公開されたばかりです」(女性誌編集者)
14日、アイリスオーヤマは公式サイトで、吉沢の広告およびプロモーション活動を今後も継続することを発表し、彼に対する思いをつづったのだ。
《吉沢亮さんは、アイリスオーヤマのブランドアンバサダーの一人として、卓越した表現力と幅広い支持層を持つ俳優です。これまで多くのお客様に当社の魅力を伝えていただきました。その存在感は、ブランド価値の向上にも大きく貢献していただいております。
今回の契約継続は、吉沢亮さんの今後の挑戦を応援し、共に頑張っていきたいという当社の決意を示すものです。今後も「アイデア」を大切にし、生活者の皆様や社会に貢献する商品・サービスをお届けしてまいります。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます》(公式サイトより)