芳根京子(27)主演の火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系/毎週よる10時)の第2話が、1月21日に放送される。14日放送の初回は、平均世帯視聴率(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)が5.9%と、同枠としては堅調なスタート。芳根の演技に称賛の声が集まっていた。

 同ドラマは、水谷緑氏の同名コミックエッセイ(KADOKAWA)が原作。医師1年目の研修医・若月まどか(芳根)が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で、同期の仲間たちと励まし合いながら、医師として女性として、人生と向き合う濃厚な2年間を描く成長物語。

 芳根にとって連ドラ主役は、2023年4月期『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)以来となる。前作『それパク』は全話平均視聴率が4.2%の惨敗に終わったが、今回の『まどか26歳』はどうなるだろうーー。

 第1話は、清桜総合病院での勤務が始まった矢先、まどかは院内のコードブルー現場に遭遇。至近距離で先輩医師たちの迅速な対応を目の当たりにして感動する。しかし、研修医生活が始まると、勤務時間はきっちり9時から5時で、ノーハラスメントという“お客様待遇”にまどかのモヤモヤがつのる。

 まどかの最初の配属は外科で、指導医は外科医の菅野尊(鈴木伸之/32)。まどかは、点滴の針がうまく刺せない、手術中にトイレに行きたくなる、看護師に間違われたりなど、立ちふさがる壁は多い。そんなある日、担当となった入院患者・湯川茜(田中真弓/70)が腰の痛みを訴えるが……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《芳根京子さんにこういう役やらせるとほんと天才的やな〜抜け方が良すぎる》《笑える要素も多いし、研修医という立ち位置も詳しく教えてくれて、とても分かりやすかったし見やすかった》など、天真爛漫な芳根の演技や、テンポよく見やすい演出に称賛の声が寄せられていた。

 一方、《就職祝いで内野席最前列のチケット取ってくれた砂田君、大丈夫だったかな…》など、まどかの彼氏、砂田直人(渡邊圭祐/31)の扱いに疑問の声も。まどかは茜の緊急オペが終わるまで病院を出ることができず、砂田との横浜DeNAベイスターズの試合観戦デートをすっぽかしたのだが、その後のフォローが全く描かれなかったのだ。