2024年12月中旬に始まった女性トラブル報道の影響で、メディアから姿を消してしまった中居正広(52)。一部メディアからは、現在は憔悴しきっているとの報道も出ているが、そもそも近年は、胸にぽっかり穴が開いていたようだ――。

 中居はSMAPが16年末に解散した後、20年3月に旧ジャニーズ事務所を退所し、株式会社「のんびりなかい」の代表となった。独立後も仕事は順調で、主要民放キー局すべてでレギュラー番組を持つなど、テレビ業界において盤石の地位を固めていたが……。中居に近い制作会社スタッフが、近年の“異変”を振り返る。

「中居さんは22年に大きく体調を崩して入院、芸能活動も1か月ほど休んでいました。もともとは同年7月に急性虫垂炎を発症。手術をしたものの、10月にレギュラー番組の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)を2週連続で欠席。10月15日に同番組で復帰したものの、げっそりとやつれた姿を見た関係者の間には衝撃が走りました」

 22年11月4日には中居自ら《1か月ほど活動を休止する》と発表し、さらに12月には、年内いっぱいまで休養期間を延長することを報告。23年1月に復帰したが、結局、休養理由について本人からの説明はなかった。

 そして、復帰後半年ほどして、中居は今騒がれている女性トラブルを引き起こしたわけだ。先の1月17日に行なわれたフジテレビの港浩一社長の会見で、局側が中居と被害女性との間に起きたことを把握したのは「23年6月初旬」だと明言している。

 その頃の中居について、テレビ誌編集者は「当時のレギュラー番組の放送ですごくテンションが低い瞬間も何度かありましたね。今、振り返れば、トラブルを起こした後のことで憔悴していたのかも……」と当時を述懐する。

「まずは23年8月11日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBSテレビ系)。ゲストは元V6坂本昌行さん(53)、長野博さん(52)、井ノ原快彦さん(48)という“20th Century(通称トニセン)”メンバー。中居さんとはジャニーズJr.時代に出会って35年以上、今は全員既婚者となったトニセンの3人が結婚生活を語ったり、ジャニーズアイランドの社長となった井ノ原さんが仕事内容を話したりという内容でした。

 お酒を飲みながらでの収録の中、三者それぞれに話を聞いていった中居さんですが、井ノ原さんに自身の“先”を問われる場面があったんです。すると、中居さんはうつむき加減に、“僕は全然、何も目標があるわけでもないし、やりたいことがあるわけでもないし、家族がいるわけでもないし。みんなみたいに、グループがあるわけでもないし……”とポツリとつぶやいたのです。このことはネットでも“中居正広が虚無発言をしている”と話題になりましたね」(前同)