■逃げる中居に「ズルい」とズバリ言っていた女性タレント
同じくトラブルを起こした年の10月22日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系、タイトルは当時)で、ゲストに研ナオコ(71)と“みちょぱ”こと池田美優(26)を迎えた際も覇気がなく、両者から強烈な“ダメ出し”を食らっていた。その時の空気を、前出のテレビ誌編集者が話す。
「モデル、タレントとしても大ブレイクを果たした当時25歳のみちょぱさんが、“今後何したらいいかな?”と人生相談を持ちかけたときのことです。あれこれ話すなか、研さんは、自身について“(目標が)いっぱいある”と言い、中居さんに“ないの? やりたいこと”と、話を振りました。
“ない”と答えた中居さんに、当時、中居さんと一緒に番組MCを務めていたダウンタウンの松本人志さん(61)が“(中居は)今そういうモード。よくないと思う”と言うと、研さんも“よくない”とバッサリ。
分が悪くなった中居さんがみちょぱさんの話に変えようとすると、みちょぱさんも“逃げないで”“逃げるのがうまい”と抵抗。研さんは怖い顔をしてみせるなど、中居さんの話を聞きたいという強い姿勢を見せました」
タジタジになった中居は「おいみんな、どうしたんだよ?」とその場をごまかし、みちょぱは「ズルいわ~! いつもこうなんですよ」と不服顔のまま、中居に関するトークは終了したのだった。
「中居さんが無気力な様子を見せたり、自分の未来についての話題を避けたのは、女性トラブル問題ですったもんだしていた時期だからなのではと。恐らく、『金スマ』の収録はトラブルから間もない7月ごろでしょうし。
フジテレビの港社長が会見で語ったところによれば、具体的な時期こそ明かされていないものの、“事案からしばらくして中居氏から女性と問題が起きていると連絡がありました”としています。被害女性もトラブルがあって間もなくフジテレビの上層部に相談していたといいますし、示談やトラブルを巡るゴタゴタで、中居さんもメンタルが不安定だったのでしょうね……」(制作会社関係者)
前述の23年8月の『金スマ』では、「自分だけよければと思わないでいたいね。自分の人生さえよければなんて思ってると、どっかでエンターテインメントって濁ってしまうのかなって」と持論を展開していたが、当時どのような心境だったのだろうか……。