中居正広(52)の女性トラブル騒動に、社員が関わっていたと報じられ揺れに揺れているフジテレビ。その裏では、他の局も戦々恐々だという。
TBSは1月20日、「芸能関係者とテレビ局員の関係をめぐる一連の報道を踏まえ、実態を把握するための社内調査を始めている」と発表した。同局では18日、『情報7DAYS ニュースキャスター』に出演した脚本家の三谷幸喜氏(63)が「これはフジテレビだけの話なのか」と切り出すと、キャスターの安住紳一郎アナ(51)は目を泳がせ、しどろもどろだったことがSNSでも話題となったばかりだった。
「中居さんの騒動について意見を求められた三谷さんは、“一番やっぱり知りたいのは、これはフジテレビだけの話なのかってところですよね、どうなんですかね?”と安住アナに話を振りました。しかし安住アナは言葉に詰まり、その質問には答えなかった。その後、安住アナは“性接待を主に考えている人間は処分されるべき”と言葉を絞り出しました。
Xには《この感じ、安住さんも何か知っているのでは》《話を逸らした》という指摘が上がるほか、なかには“TBSだって……”と、かつて世間を賑わせた“TBSのパーティー事件”を思い出した人も少なくなかったようです。社内調査をする、といち早く発表したのは、そういった過去もあってのことではとも言われていますね」(ワイドショーデスク)
TBSの「パーティー」について、ベテラン芸能記者が、25年以上前の“事件”と当時の報道事情を振り返る。
「今回、フジテレビが問題視されているのは、中居さんに対して、社員である編成幹部が女性社員に、男女の関係につながる接待をさせたのではないかという疑惑ですが、類似するケースとして取り沙汰されているのが、1999年8月、写真週刊誌『FLASH』(光文社)などが報じた、TBS社員が参加したみだらな密室でのパーティーです。当時、同局のアナウンサーだった男性の下着を脱いだ写真が掲載され、衝撃を呼びました」