■ジャニー氏加害問題で押された「キャスター失格」の烙印
『news zero』での櫻井のコメントを受け、
《仮に櫻井さんが何か知っていたとしても、元事務所の先輩である中居くんの事は言えない気がします》
《櫻井翔、中居の名前いっさい言わなかったね。仮にも元ジャニーズの大先輩だし本音が聞きたかったな。歯切れも悪かったし言葉も詰まりそうで辛そうな表情してたけど。。櫻井さん、キャスターですよね?》
《いつまでキャスター面してんのかな、櫻井くん。こんな抽象的な言葉でしかコメントできないのならキャスターとしての資格は無い》
《中居問題では何も知らないとは思えません。日テレが櫻井翔さんを使う理由は政治屋絡みと噂されれていますが、中居問題について本音を語ってほしいものです。元ジャニーズなのですから》
《ジャニー喜多川の件も、今回の中居正広の件も、まるで他人事のコメント》
といった厳しい声が、Xには上がっている。
「櫻井さんは用意された原稿を読んだだけなのかもしれませんが、中居さんの名前がないことに違和感を抱いた視聴者も少なくなかったということですよね。
今回の件もそうですが、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が大きく報じられた際にも櫻井さんはコメントせず、視聴者から批判が殺到していましたよね」(前出の夕刊紙デスク)
23年5月14日夜、当時のジャニーズ事務所社長だった藤島ジュリー景子氏(58)が、動画と文書でイギリス公共放送・BBCの報道を受けての見解を発表。翌15日の『news zero』でも同問題を取り上げたものの、この話題に入るタイミングで櫻井は画面から姿を消し、当時MCだった有働由美子(55)だけで進行することとなった。
この展開を受け、
《ジャニーズの問題、櫻井さん話せないならキャスター降りるべき。他のキャスターやってるジャニーズも同様。その程度の覚悟ならキャスターになるな》
《こういう時にコメントしないんじゃ櫻井くん出てる意味ないじゃん。直接的なことは流石に厳しいかもしれないけど なにか言っておかないと 有働さんのコメントも体裁繕ってるだけと思われても仕方ないかな?と思う》
と櫻井に批判が多数寄せられたのだ。
「あの一件で“キャスター失格”という厳しい烙印を押されてしまいましたし、櫻井さんがキャスターとしての評価を落としたのは間違いありません。日テレ内でも、“キャスター櫻井”に対しては相当辛らつな評価が下されたと聞こえてきています。さらに今回の中居さんの問題に対しても視聴者が求めているような、櫻井さんならではのコメントは出てこず、中居さんの名前を言う場面もナシ。それではやはり、視聴者は不自然さや忖度を感じてしまいますよね。
そして、これまで『news zero』は櫻井さんが出演している月曜だけ飛び抜けて視聴率がよかったのですが、最近は月曜もそれ以外の曜日もそれほど視聴率が変わらず、“櫻井回”が特別ではなくなってきているんです。嵐の活動もなく、人気や求心力もなくなってきているのではないかと関係者の間では話されています。
ジャニー氏の件に続き、中居さんにも大きなトラブルが報じられ、“身内”の問題が噴出していますが、やはり多くの視聴者は、櫻井さんには報道番組のキャスターとして、他人の言葉に感じられるものではない、自身の思いがしっかりと乗った言葉で話して欲しいと思っているのではないでしょうか」(前同)
約19年にわたって『news zero』に出演している櫻井だが、キャスターとしての評価は厳しくなってきている……。