川口春奈(29)主演の連続ドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系/土曜よる10時)の第2話が、1月25日に放送される。18日放送の初回は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.6%と好発進。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も、67.3万(1月25日12時現在)と急速に伸びている。
同ドラマは、現実主義の弁護士・小山瀬奈(川口)と、理想主義の新人弁護士・真戸原優(SixTONES・松村北斗/29)が、さまざまな恋愛トラブル裁判に挑んでいく、明るくてちょっと切ないリーガルラブストーリー。松村が今までにない、ポジティブな性格のキャラを演じることが注目されたが、期待以上の好演を見せた。
第1話は、コスパ・タイパを重視する弁護士として人気の瀬奈のもとに、婚約破棄トラブルの弁護依頼が舞い込む。クライアントは光永有彩(森迫永依/27)という女性で、両親との顔合わせの最中に、婚約者の二瓶隆也(中尾明慶/36)が突然逃げ出したそうで、瀬奈は、思わず自身の8年前の失恋と重ね合わせてしまう。
瀬奈は、顔合わせが行なわれた結婚式場へ調査に出向き、そこで、二瓶の弁護士である真戸原と出会う。有彩と二瓶に「婚約の事実」があったのかどうか、2人の意見が食い違うため、式場の従業員へ聞き込みを行なうと、二瓶は教会をライトアップして、サプライズのプロポーズを用意していたことが判明し……という展開。
二瓶は10年前、ひったくりで逮捕されていて、その被害者が有彩だったことが、裁判で真戸原によって明かされていく。そんな裁判パートは、X上で《口の軽い式場スタッフたちにヒヤヒヤ。婚約者の逮捕歴は「ぐらい」とは言えないレベルの事案だ》などと脚本にツッコミが入る、疑問の残る出来だった。