松坂桃李(36)主演の日曜劇場『御上先生』(TBS系/毎週午後9時)の第2話が、1月26日に放送される。19日に25分拡大で放送された初回は、平均世帯視聴率(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)が12.2%と、同枠の大ヒット作『VIVANT』の初回11.5%を超えるスタート。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も74.0万(1月25日12時現在)と好調だ。
同ドラマは、東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(みかみたかし/松坂)が、新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校の3年の担任教師に左遷され、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく大逆転教育再生ストーリー。キャスト以外は放送前の情報がほとんどなかったが、どうやら、今までにない学園ドラマになりそうだ。
第1話は、国家公務員採用総合職一次試験の会場で、受験者が受験者を刺し殺す事件が発生。一方、御上は隣徳学院の出勤初日。3年2組の教壇に立つと、生徒たちは3年なのに担任が交代することにザワつく。そこで御上は、自分に受験のノウハウで勝てる教師はいないとし、「君たちはエリートではなく、ただの上級国民予備軍だ」と告げる。
授業後、御上は是枝文香(吉岡里帆/32)に、副担任に降格したことに不満なら戦うべきだと主張。さらに、2組の生徒で報道部の神崎(奥平大兼/21)が、教師の不倫を学校新聞で暴き、退職に追いやったのは事実なのかと問う。また、文部科学省では御上の上司・塚田(及川光博/55)と、同期・槙野(岡田将生/35)が、御上について話していて……という展開。
視聴者のX上の反響は、《スキップする隙もなくぐんぐん惹き込まれ、気づけば79分。たるいシーンが1つもない》《こんなに重い学園ドラマは人生初。敵と味方が分からない構図だし、スタートの入り方が好き。御上先生の生徒への切り込み方が、感情ではなく言葉と経験からのもので説得力高い》など、多くの称賛と驚きの声が寄せられていた。