■「中居ショック」で労働組合に加入者が爆増

 1月20日、「フジテレビ労働組合」が社員向けにメールを送付していたことも判明した。

「労働組合からほぼ全社員にメールが送られたんです。そこには、中居さんの問題で会社が大きく揺れるなか、社員やその家族の生活を守っていくために、皆が組合に入って、団結して会社と対等にやりあっていきましょう、といった旨の内容があったといいます。

 これまでフジテレビの労働組合は、全社員が1300人ほどいるにもかかわらず、二桁の人しか入っていないと言われるほど小さい組織だったんです。それがここにきて爆発的に加入者が増えており、その数は全社員の半数に迫る勢いだといいます。

 騒動に巻き込まれている、アナウンス室からも男女数名が加入したと言われていますね。アナウンサーたちも“今こそ団結しなければ”と感じているのではないでしょうか」(前出の民放キー局関係者)

 1月17日放送の『Live News イット!』では宮司愛海アナウンサー(33)が中居のトラブルに言及。「この一連の問題の根本、大元、何があったのかをしっかり第三者の目を入れて調べてもらう。そして会社が生まれ変わる一歩にするべきだと感じています。信じてくださっていた視聴者のみなさまに対する、あるべき姿勢だと思います」とコメントした。

 また、20日の『めざまし8』では小室瑛莉子アナ(25)が「もし会社に悪いところがあって、その膿を出し切らない限り、報道機関として、番組で伝える立場として、自信を持って伝えることができなくなってしまいます。報道機関としてのあり方をしっかり考えたいと思いますし、自分もできることはしっかり対応していきたい」とした。

「アナウンサーたちも、次々と自分で言葉で語りはじめていますよね。今、突然激動に放り込まれた社員たちの上層部への不信感はもの凄い。23日夕方の説明会は、紛糾する可能性が高そうです……」(前同)

 中居の“解決金9000万円女性トラブル”に端を発したフジテレビ開局以来の危機――1月23日17時30分からフジテレビ局内で行なわれる説明会では、何が話されるのだろうか。