現在放送中のNHK連続テレビ小説おむすび』で主演を務めている女優・橋本環奈(25)。昨年10月31日発売の『週刊文春』(文藝春秋)ではマネジャーへのパワハラ疑惑が報じられ物議を醸したが、先の1月23日発売の同誌では新たな告発記事が掲載され、注目を集めている――。

「最初の報道で所属事務所の社長は報道内容を否定していましたが、橋本さんを巡っては、収録現場でマネジャーに“使えねぇ”などと暴言を吐いていた話などが報じられていました。そんな橋本さんは、『おむすび』の主演でありながらここ最近出番のない回が多いのですが、それは報道のような出来事も関係しているのかな、と勘繰ってしまう人もいるようです」(女性誌編集者)

 朝ドラ『おむすび』の第16週(1月20日~24日)は、橋本演じる主人公・米田結が顔見せ程度しか登場せず、仲里依紗(35)演じる姉・歩を主役としたスピンオフドラマのような内容だった。第17週(27日~31日)も、結以外の登場人物に焦点を当てた内容になるとされている。

 制作統括の真鍋斎氏は1月23日配信のWEBサイト『リアルサウンド』のインタビューで、構成は当初から予定していたもので、いろいろな登場人物たちの背景を描きたかったと説明。一方で、《(主演の橋本や)他の出演者の方も含めた全体のスケジュールの中で、今回のやり方が収録的にも進めやすく、物語的にも筋が立つと考えて、このタイミングにしました》と、俳優側スケジュールが影響していたとも認めている。

「橋本さんは超売れっ子。昨年末に放送されたNHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、橋本さんが24年10月頃から『おむすび』の現場を離れて2本の映画を撮影していた、という場面がありましたね。

 そして、11月には『おむすび』の現場に復帰したのですが……文春の2回目の記事では同ドラマのスタッフが、その場面に“演出”があった、と告発しているんですよね……」(前同)

 前述の『プロフェッショナル』では、朝ドラの現場に復帰した橋本が『おむすび』の撮影セットに入る際、多くのスタッフが胸におむすびの絵が描かれたお揃いの黒いパーカーを着用したうえで、「せーの! 結ちゃん、お帰り〜!」と声を揃え、拍手で彼女を出迎える場面があった。文春に告発したスタッフは、パーカー姿は前に橋本の事務所が作ったものを着るよう指示されたからで、自分は「お帰り〜」と棒読みで言った、と証言している。

 そこで、実際に該当シーンを良く見てみると――、

「“棒読み”とは断定はできない感じでしたが、低音の男性の声量が大きかったためか、確かにテンションはどこか低めに聞こえるような……。

 ただ、マスクで口元が見えないスタッフもいましたがみんな笑顔だったし、拍手も少なくとも10秒以上、大きな音で何度も鳴らされていました。橋本さんが“ただいま”と返すと、数人が“おかえり!”ともう1度返す場面もあり、あくまでもテレビ越しでは、“楽しそうな現場”に見えましたね」(同)