■過剰とも思えるサプライズに疑問の声も

 一方で、気になる部分もあったという。

「件の『プロフェッショナル』は、事実上『おむすび』の番宣を兼ねた構成になっていました。そのためか、前述の橋本さんが『おむすび』の現場に復帰し、セット入りするまでの楽屋などでのサプライズの数々が、どうしても作為的とも感じられてしまい……」(前出の編集者)

 現場復帰した橋本が衣裳部屋に向かうと、女性スタッフにギャルふうの髪型でお出迎えされ、橋本が「ぶち上げすぎそれは!」と大爆笑。メイク室に入ると、収録の合間に撮りためていた写真が鏡にびっしりと貼られていて、橋本が「ミチミチになってる! 大量!」と大喜び。そして、彼女が控室を訪れると、小学生から大人まで幅広い層の人たちが書いたであろう、付箋に書かれた手書きの応援メッセージが壁に張り出されていた。その後、前出のスタッフ全員での“お帰り〜!”が待っている撮影セットの場面へと続いていくのだ。

 ドキュメンタリー番組といえどカメラが入る以上、

《密着に演出があるのは別に珍しくないのでは? NHKはドラマの宣伝も兼ねてる訳で》

 といったフォローの声もあるが、

《橋本環奈さんの件、実際のところはどうなのかは知らないけど、少なくとも最近のプロフェッショナルは“演出”が度を越しているのは間違いない。素人が見てもミエミエや》
《自分が見た感じではおむすびの番宣に思えた。週刊誌の記事に関して軽く触れたのは評価出来るが何かわざと深く突っ込んでない感じ。パワハラと週刊誌の熱愛についてあと低視聴率にも深くハシカンに本音を語って欲しかった。うーん中途半端な出来だな》
《橋本環奈って気むずかし屋のイメージ この番組もヤラセ感 まぁ気むずかし屋のほうが芸能人としては大成しそう》
《こんなに盛り立てなきゃならないの?気むずかし屋?》

 といった疑いの声も、SNSには多く寄せられている。

「現在、朝ドラ『おむすび』は視聴率が低迷していて、このまま改善がなければ朝ドラワースト記録である『ウェルかめ』(09年後期)の全話平均世帯視聴率13.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を更新してしまいそうな勢いです。そこにきて昨年10月に続く、橋本さんのパワハラ疑惑の文春砲が出てしまった。なんとも苦しい状況に感じられますね……」(ワイドショー関係者)

 3月末の最終回が近づいている『おむすび』、パワハラ疑惑報道も吹っ飛ばしての挽回はあるか。