■考察が多すぎてカオス状態に
多くの視聴者がザワついたのが、ドラマ後半、航空会社のスケジューラー・堀口(江口のりこ/42)に、フライトスケジュールの根回しをしたあとのこと。フライトに向かう麻美と真里を黒い服の男が見つめていたのだが、それが浅野忠信(49)だったのだ。
浅野がチョイ役で終わるとは思われず、視聴者はツイッター上で、「もしかしてあの成人式の暴れん坊が浅野忠信で、あのとき暴れるのにも崇高な理由があるとか!? “この日にかけてんだよ”とか“ちゃんと目覚ましかけてる”とか叫んでたのも伏線なのでは……」など、浅野こそが麻美が生まれ変わるたびに登場していたヤンキーだ、と考察する声が。
また、浅野があらわれたことについて「中村機長の副操縦士って、元はまりりんじゃないわけで。やり直しの人生で、副操縦士にならなければ死なずにすむから、違う人生を生きてたんだけど、当日気になって、空港に来た、とか」など、さまざなま考察が。2人の計画を阻止しようとするのか、救世主になるのか意見が割れている。
さらに、真里が航空学校での初フライトの感想を「鳥になった気分」だと、異様なまでに繰り返していたため、「第1話のファーストシーンファーストカットの鳩4羽=麻美、まりちゃん、なっち、みーぽんが次の生まれ変わりで選んだ姿」だと、初回から引っ張っていた伏線だと推測する声も多い。
その一方で、「まりりんにあんなに何度も“鳥”と言わせて、鳩につなげるようなことをバカリズムはしないだろう。仮に当初そのつもりがあったとしても、多数の視聴者がラストを鳩とミスリードしているのを見たうえで、あえて仕込んだ“鳥”の台詞なんだと思う」など、否定的な声もある。