元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)が1月22日、自身のインスタグラムを更新して初のフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)のオフショットを公開して話題を呼んでいる。
渡邊は2020年4月にフジテレビに入社。同年9月に『もしもツアーズ』の4代目ツアーガイドに就任。同じタイミングで『めざましテレビ』(ともにフジテレビ系)のリポーター及びフィールドキャスターにも起用されていた。
しかし、23年6月に体調を崩し、同年7月以降はレギュラー番組を降板して休養することに。さらに24年8月23日に、フジテレビを通じて《病気のためお休みしておりましたが、この度、退社する決断を致しました》とコメントを発表し、同月末で退社するに至った。
同年10月1日には自身のインスタグラムでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。《これからは、自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できればと思っています》《完全には無くならない病気だと思っているので、波はあるし、まだまだ通院は続きますが、現状とっても元気です》と今後についてつづっていた。
渡邊は22日、美デコルテ露わなチューブトップにスラッとした美脚際立つショートパンツを身にまとったオフショットを投稿。《フォトエッセイ『透明を満たす』発売まであと1週間!》と1月29日発売のフォトエッセイについて告知し、《生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いてほしいと思って制作しました》と、フォトエッセイ出版に至った経緯を説明。
さらに《タイトルの“透明”には、さまざまな意味と思いを込めています。皆様にはぜひ本書を読んで、この“透明”という掴みきれないものを満たすとはどういう意味なのか、考えていただけたら嬉しいです》とタイトルに込めた意味も強調した。
また、1月17日にも《私としては、写真集やフォトブックではなく、”フォトエッセイ”であることにこだわっています。エッセイは5万字超の全編書き下ろしです》とフォトエッセイの表紙やエッセイが5万字超にも上ると明かしていた。
「一般的な単行本の文字数が10~11万字ほど。フォトエッセイでその約半分の5万字というのは多いと思われます。それだけ渡邊さんの伝えたいことが詰まっている1冊になのではないでしょうか。渡邊さんはインスタに《今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています》ともつづっていますが、自分と同じようにPTSDなどに苦しんでいる人へのメッセージも含まれているのでしょうね。
渡邊さんがフォトエッセイを出版することを多くのメディアが話題にしていることもあり、まだ発売前ですがかなりの注文数があるといい、日に日に部数が増していっているようです。
タレントの写真集やフォトエッセイでは、乃木坂46メンバーの作品は凄い部数になりますが、渡邊さんの本はそこまではいかないですが、出版界では“大成功”と言える数字になっているとか。それもまだ発売前……発売され、さらに話題になれば、10万部を超えるような大きな数字になっていくのでは、という見立てもありますね」(グラビア編集者)