2023年10月に旧ジャニーズ事務所が消滅したことで、所属タレント、スタッフの受け皿として発足したSTARTO ENTERTAINMENT。昨年4月から本格稼働している同社の代表取締役CEO・福田淳氏(59)のプライベートが今回、報じられた。

 それは1月22日配信の『FRIDAYデジタル』が報じたもので、内容は昨年のクリスマスに撮られた“路チュー”現場。福田氏は同メディアの取材に女性とは真剣交際としているが、Xには同社グループのファンから、多くの厳しい意見が寄せられることに――。

 芸能プロ関係者は言う。

「『FRIDAY』の報道はSnow ManSixTONESのデビュー5周年記念日に出てしまい、SNSは荒れることになりました。その点はプロダクションの社長としてうかつだったとも言えそうですが……実は、福田社長が牽引するSTARTO社の新体制は、契約するタレントの間でとても評判が良いんです。

 旧ジャニーズ事務所から、マネジメントのところで多くの変化があり、同社のタレントたちは今、生き生きと仕事ができる環境にいるそうですよ」

 旧ジャニーズ事務所からの変化――1つは、給与面だという。

「旧ジャニーズからSTARTO社の体制に移行してからというもの、タレントに支払われるギャラが爆増しているそうです。もちろん個人差はありますが、多い人は旧ジャニーズ時代の2倍近くもらっているそうなんです」(前同)

 23年9月の『週刊現代』(講談社)では旧ジャニーズの《平成の時代に活躍した誰もが知る人気アイドル》の専属契約書が公開されたが、その内容は事務所側が売り上げの75%を手にするのに対して、タレントの報酬として支払われるのが25%というものだった。

 旧ジャニーズ事務所は23年9月の会見で、今後1年間、広告や番組などで得る出演料は全額タレント本人に支払うとして、「芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」と報告していた。これも、タレントたちの給料増額に影響したと考えられるが、STARTO社の体制に移行してからは、もらえる金額の面以外でも大きな変化があったという。

「皆が皆ということではないでしょうが、旧ジャニーズ時代は“給料制”で、大規模な会場でのコンサートがあった際の月給は数百万円、そういった稼働がない月にはその3分の1程度といった感じで、具体的な内訳が見えてこない、どんぶり勘定的な支払われ方だったといいます。

 それがSTARTO社の体制に移行してからは、どの仕事でどれだけの金額(売上)が発生し、そこからタレントにいくら支払われたのかというのがしっかりと確認できるようになったそうです。“いくら支払われるのか”というのは、事前に交渉して決めるのですが、そうしたギャラの面が明瞭なのはタレントにとっては良いことですし、モチベーションアップにもつながりますよね」(同)