1月23日昼、元SMAPで国民的タレントの中居正広(52)が芸能界からの引退を発表した――。

 中居は昨年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)で、深刻な女性トラブルを起こして9000万円もの解決金を払い示談していたことが報じられ、その後、『週刊文春』(文藝春秋)や『スポーツニッポン』などで後追い記事が出る事態に。

 騒動後、中居は公の場に姿を見せることなく、23日に有料の会員サイトを更新し、ファンに向けて引退を文章で発表した。

 中居は1987年にジャニーズ事務所に入所。88年4月(当時15歳)にはSMAPを結成し、91年9月(当時19歳)にCDデビュー。2016年末にSMAPが解散してからも国民的タレントとして芸能界の最前線で活動してきたが、約38年の芸能生活は思わぬ結末を迎えた。

「芸能界、それも当時は光GENJI少年隊などスター揃いだったジャニーズ事務所を選んだ時点で、中居さんはいわゆる“普通”とはかけ離れた、特別で特殊な人生を歩むことになりましたよね。

 後に、日本芸能史でもナンバーワンと言えるであろう国民的グループになるSMAPは、デビュー後しばらく人気が伸び悩む時期もありましたが、それでもデビュー前から冠番組『SMAPの学園キッズ』(テレビ東京系/90年10月~91年8月)が放送されるなど、事務所から推されていたグループでもありました。

 中居さんは1987年にジャニーズに入り、勢いを増していく事務所の中で大いに期待され、公に露出し、知名度を得ていくことになったわけですが、当然ながらその頃の中居さんにも私生活はあった。普通の10代として、学生生活を謳歌していた時代もあったはずですが……」(ワイドショーデスク)

 中居はSMAPの活動が忙しくなり、高校2年生時に東京の高校に編入しているが、最初は地元である神奈川県の私立高校に通っていたことで知られる。

 中居はそんな地元の出身校への愛が強く、同校野球部が甲子園出場を決めた1998年には、大喜びで報道各社に祝福コメントを出したほどだった。それだけ思い入れのある高校で、中居はどのような青春を過ごしたのか。聞こえてきたのは、やはり“普通ではない”日常だった――。

 中居と同じ高校に通っていた“後輩”にあたる芸能関係者が小サイトに話してくれた。

「当時からSMAPで、何より女子の憧れの対象のジャニーズに入っているのから、中居さんは地元でもかなり有名人でした。男友達もいて人気者だったそうですが……実は、同じ学校の女子からは無視されることが多かったそうです」

 ジャニーズ事務所に入るイケメンで、明るい人気者が、なぜ無視されるのか――。

「それは、中居さんがイジメを受けていたとか、モテなかったとか、そういうことではありません。むしろ、他校の女子生徒が中居さん目当てにうちの学校に来るほどのモテっぷりだったそうで……。

 中居さんが学校の女子から距離を置かれていた背景には、中居さんがあまりにもモテすぎたから、というのがあったそうです」(前同)