波瑠(33)主演の連続ドラマ『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』(フジテレビ系/火曜よる9時)の第2話が、1月28日に放送される。21日放送の初回は、シリアスなトーンの中で、SixTONES森本慎太郎(27)の熱い演技が光っていた。

 同ドラマは、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ刑事・柊氷月(ひいらぎ・ひづき/波留)が、忘れたくても忘れられない過去と向き合いながら、クセのある刑事たちとともに事件解決に奮闘していく新感覚の刑事ドラマ。森本は裏表のない性格で、どんなことでも正面突破する、古風な気質の熱血刑事・穂村正吾を演じる。

 第1話は、小金井署管内の空き家で殺人事件が発生。氷月が主任を務める、捜査一課第3強行犯第1係(通称・柊班)が実況見分を行う。和室の畳の下に横たわっていた遺体の身元は、スーパーの店長の小山田満(水澤紳吾/48)で、接客態度に問題があり、住民との間で揉め事が絶えなかったという。

 氷月は実況見分後、遠くから現場を見ていた女性に気付き、巡査部長・土屋健次郎(山本耕史/48)に「7年前の12月13日14時5分に彼女を見た」と話す。女性について調べると、相川遥(山口まゆ/24)という人物で、7年前、路上ライブ後に行方不明になった浅倉さつき(森ふた葉/24)の友人だった……という展開。

 氷月のカメラアイという飛び道具はあるものの、殺人事件と行方不明事件のエピソードで、登場人物のそれぞれの過去を絡ませるオーソドックスな作り。その手堅さに、X上で《事件の内容はベタな感じだったけれど、ちょっとシリアスで、過去と現在の事件が繋がっていて、面白かった!》などと、評価の声が集まった。