元SMAPリーダーで国民的タレントだった中居正広(52)が起こした女性トラブルに、幹部社員が関与していたと報じられているフジテレビ(同局は否定)。
被害女性が“意に沿わない性的行為を受けた”とされ、これに9000万円もの巨額解決金を払って示談したと報じられた中居は、1月23日に芸能界からの引退を発表した。
1月17日にはフジテレビの港浩一社長(72)が会見を行なったが、参加媒体は記者会加盟社に限定され、動画撮影も認められず、かつ「回答は控える」を連発したことで大炎上を招いてしまった。
27日夕方には前代未聞の“やり直し会見”が行なわれることになり、港社長、嘉納修治会長(74)、遠藤龍之介副会長(69)、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長(70)が出席予定。テレビカメラも入り、参加媒体、会見時間に加えて、質問数も制限しないことも明らかになった。
「このフジテレビの問題はここ数日、トップニュースになっています。報道番組や情報番組では多くのコメンテーターやタレントがこの問題に言及していますが、“知らなかった”としたり、明言を避けるようなコメントをして批判を招いてしまった人も少なくありません」(ワイドショー関係者)
フジテレビの『FNNスーパーニュース』などでメインキャスターを務めてきた安藤優子(66)は26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。
「いくつか整理してお話したほうがいいと思うんですけれども、私は社員という立場ではなくて、フリーとしてずっと報道と情報制作の番組をやらせていただいてきて」と切り出した安藤。
「今、一部の報道であるような性を伴う接待とか、そういうものについては1度たりとも、私は30年近くやってたんですけれども、1度たりとも私自身がそれを現認したり、その場に居合わせたり、そういう話を聞いたり、噂すら聞いたことがない」とコメント。続けて、「というのは、私の見聞きした範囲ですよ。それはその通りなので、まず申し上げておこうと思います」とした。
安藤のコメントに対しては、
《現に被害女性がいて中居正広氏も全て私の責任と言うのに『私はそんな事知らない』からコメントするのはちょっとオカシイ…》
《安藤優子さんは30年以上1度も「怪しさ」を感じなかったのだろうか。いやフジテレビではむしろそういう人しか出世できないのかもしれない》
《安藤優子さん、30年も知らなかったアナウンス業の出来ごとに対し、発覚即後に周囲へヒアリングや調査する事なく、「私は噂すら聞いたことない」と堂々とテレビでご自身のジャーナリズムの無さをさらけだした》
といった厳しいコメントが寄せられてしまった。