今年も花粉の辛いシーズンが始まりそうだ。街にはすでに、マスクやゴーグルをして歩いている人もチラホラ。
「昨夏の猛暑と長引いた残暑により、今年は花粉の飛び始めも早く、量も多くなる見込みです。特に近畿地方はスギの雄花が例年の5倍程度確認され、猛威を振るうのではと懸念されています」(気象予報士)
ドラッグストアには花粉に対処する薬が並ぶが、眠くなる成分が入っているものも多く、受験生や仕事に追われる社会人には手が出しにくい。
そんなときに頼りになるのが、副作用もなく手軽に症状を抑えられる “足ツボ”なのだという。
『Matty式マッサージが自宅でできる!脂肪とり!むくみとり!こりとり!解毒棒』(講談社)の著書を持つ足ツボ師・Matty氏は、足ツボの効能について、次のように語る。
「足裏とは身体中と末梢神経でつながっている場所。そして“足ツボ”は昔から使われている東洋医学で、毎日コツコツやることで一時的に症状を抑えるだけでなく、体質を改善させることだって可能ですよ」
そこで、Matty氏に、花粉症に効果的なツボを聞いた。
まずはアレルギー症状を抑えるツボだが、花粉症はもちろん、ハウスダストなどのあらゆる症状に効果があるという。
「“アレルギーのツボ”は、左右の足の土踏まずの中にあります。親指を甲側に曲げると足裏に筋がでますが、そのかかと側下半分がツボ。この場所がゴリゴリしていると、アレルギーがあるかもしれません。
親指を元の位置に戻してから、手の人差し指を曲げて第二関節でツボを真っ直ぐ押し進めます。それを毎日10回ずつ行うと、腸内環境が改善され免疫もアップするんです」(Matty氏=以下同)