■警察は今、オンラインカジノの取り締まりを強化
さらに正木弁護士は現在、警察がオンラインカジノをどう見ているのか、そして法律外のリスクも語ってくれた。
「現在、警察はオンラインカジノに対する取り締まりを強化しており、『日本国内からオンラインカジノに接続して賭博を行なうことは犯罪である』との注意喚起を行なっています。“知らなかった”では済まされません。オンラインカジノに関与することで、刑事罰の対象となる可能性があるため、決して手を出さないようにしてください。
オンラインカジノは、インターネット環境さえあれば誰でも簡単にアクセスできるため、特に若年層の利用が増えていると言われています。また、その手軽さから依存症に陥るリスクも高く、気軽に始めたつもりが、短期間で大きな金額を失い、借金を抱えるケースも少なくありません。
刑事罰のリスクだけでなく、経済的・精神的な負担も大きいため、オンラインカジノには一切関与しないことが賢明です。
日本において、オンラインカジノの運営・参加は違法であり、刑事罰の対象となります。“知らなかった”“海外では合法だから”といった理由は通用せず、警察による取り締まりも強化されています。また、ギャンブル依存症や借金のリスクも高く、関与することで人生を大きく狂わせる可能性があります。オンラインカジノには決して関与しないよう、十分にご注意ください」
正木絢生(まさき・けんしょう) 弁護士
弁護士法人ユア・エース代表。第二東京弁護士会所属。消費者トラブルや借金・離婚・労働問題・相続・交通事故など民事事件から刑事事件まで幅広く手掛ける。
BAYFM『ゆっきーのCan Can do it!』にレギュラー出演するほか、ニュース・情報番組などメディア出演も多数。YouTubeやTikTokの「マサッキー弁護士チャンネル」にて、法律やお金のことをわかりやすく解説、配信中。
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