やす子は、2023年に“ブレイク芸人”トップに輝き、2024年には『24時間テレビ』(日本テレビ系)でチャリティランナーを務め、テレビで見ない日はないほど活躍している。昨年は、フワちゃんがやす子のXを引用し、暴言を投稿するという騒動があったが、やす子には同情の声が続出した。
明るくかわいらしいキャラクターのやす子の好感度はうなぎのぼりだが、やす子は2025年1月2日放送の『上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない』(日本テレビ系)で、自身の好感度について「芸人でいたいけど、聖人化していっている」「ファンの方とか道で声かけられたら絶対に断れないし、写真も撮るし、サインも書く」「誰が見ているか分からないから、常にニコニコしていないといけないのがちょっと疲れてしまって」悩みを語った。昨年から人気者がスキャンダルでテレビから姿を消すということが続いているが、好感度が高すぎるというのも悩みの種となるようだ。
そこで今回は20~40代の男女100人に「令和の好感度タレント」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位(3.0%)は、タモリ、博多華丸・大吉が同率でランクイン。
タモリは、2024年3月紀行バラエティ番組『ブラタモリ』(NHK)が惜しまれつつ終了したが、2025年4月にレギュラー復活することが発表され、ファンを歓喜させた。タモリは1986年から現在も放送されている音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)など、これまで数々の長寿番組のMCを務め、79歳の現在も安定感のある司会ぶりに定評がある。
「人柄、しゃべりに好感が持てる」(33歳/女性/会社員)
「ずっと雰囲気が変わらない」(43歳/女性/会社員)
博多華丸と博多大吉の博多華丸・大吉は、2018年から朝の情報番組『あさイチ』(NHK)でメインキャスターを担当。穏やかで温かみのある雰囲気で、すっかりNHKの朝の顔としてのイメージが定着している。
「お互いを尊敬し合っているように見える」(46歳/女性/会社員)
「穏やかで優しい雰囲気が良い」(37歳/男性/パート・アルバイト)
大悟とノブの千鳥は、『千鳥のクセスゴ!』『千鳥の鬼レンチャン』(ともにフジテレビ系)など、コンビでMCを担当するバラエティ番組も多い。大悟は2024年に、芸能活動を休止したダウンタウンの松本人志に代わり、『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)でMCを担当、また新番組『大悟の芸人領収書』『開演まで30秒!THEパニックGP』(ともに日本テレビ系)がスタート。大悟の飾らない姿や独特のお笑いセンス、ノブの全てのボケを拾うツッコミは、多くの笑いを生み出し、テレビで引っ張りだこだ。
「今いちばんノリに乗っていて面白いから」(38歳/女性/パート・アルバイト)
「千鳥がMCの番組をよく見かけるから」(27歳/男性/会社員)
ムロツヨシは、公開中の山崎賢人主演映画『アンダーニンジャ』に出演中。2024年4月から12月まで『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で中居正広とともにMCを担当するなど、幅広い活躍をしている。
芸能界に友達が多いことでも知られているが、俳優としてブレイク前から小泉孝太郎とは親友で、小泉家の家族とも親交が深い。孝太郎の弟である自民党の小泉進次郎は、2025年年明けにXで、「新年初ムロさん。家族の集まりに完全に溶け込むムロさんの溶け込み力、凄まじい。もう家族のどんな集まりにいても驚かない…」と、ムロとの家族写真を公開していた。
「いい人。人柄も面白い」(37歳/女性/会社員)
「芝居においても個性的で、彼にしかできない演技が見られる」(21歳/女性/学生)