元SMAPリーダー・中居正広(52)の女性トラブルはフジテレビのみならず、大御所タレント・笑福亭鶴瓶(73)にも大きな影響をもたらしている――。

 被害女性が2023年6月に“意に沿わない性的行為を受けた”とされ、巨額の解決金を払って示談していたと報じられた中居のトラブル。トラブルがあったことを認めた中居は、1月23日に芸能界からの引退を発表。フジテレビの幹部社員A氏が関与しているとも報じられ(同局は否定)、また女性を守れなかったことなども含めて、1月27日にはフジテレビ上層部が約10時間半にわたって記者会見を行なった。

 会見後も、フジテレビから撤退した多くのスポンサー企業が厳しい姿勢を見せるなか、ワイドショー関係者はこう話す。

「今、注目が集まっているのはトラブルの数日前に中居さん宅で行なわれていたというバーベキューパーティーですよね。当日は鶴瓶さん、ヒロミさん(59)も参加していたと報じられ、2人とも事実だと認めていますが、鶴瓶さんは『スシロー』の広告から“消滅”するなど、仕事への影響も出ていますからね」

 1月25日配信の『週刊文春 電子版』及び1月30日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、トラブル数日前の23年5月に中居宅でバーベキューパーティーが開催され、被害女性のX子さんも参加し、幹部社員A氏から“今後の仕事につながる”ということを言われていたという。

 1月27日の会見ではフジテレビの広報が「当該食事会の前の5月に社員Aが中居氏宅で行なわれたバーベキューに女性を誘い接待要員のように扱って参加したとされています。これについては社員への聞き取りの結果、社員Aが女性に声をかけて中居氏の所有するマンションで、バーベキューに参加したことが確認されました」とA氏とX子さんが参加していたことを認めている。

 28日の『DayDay.』に出演したヒロミはバーベキュー報道に触れ、「普通のバーベキューです。もう本当に申し訳ないけど、そこにはテレビ局のスタッフ、フジテレビのスタッフ、社員さん、そして他局のテレビ局のスタッフさんがいて。雑誌の方にも言われました。“そこはどういう雰囲気だったんですか?”と。普通のバーベキューです。鶴瓶さんもいるし、僕もいるし」と告白した。

 バーベキューには最後までいなかったとも話し、「暗くもなったし、“じゃあこのあと部屋でみんなでそのバーベキューの続きを”みたいな感じになって。僕はもうそこで帰ったんです。“帰ったからなんだ”と言われるかもしれませんが事実、帰ったんです」と振り返った。

 鶴瓶も、バーベキューの約4か月後の23年9月放送のトーク番組『きらきらアフロ』(テレビ大阪・テレビ東京系)で「中居に呼ばれて、中居のとこで“バーベキューしたい”って。“バーベキューしたい”たってそんな友達おらへんしな。俺とヒロミとあと何人かや」とバーベキューパーティーがあったと明かしていた。

 当日の様子について身振り手振りを交えて話し、「ほなら珍しい。ヒロミがな、俺にな、“べーさんもう帰ろうや”って(笑)。100km走る男が中居とこのバーベキュー途中で帰りたいって(笑)」とヒロミとのやりとりについても語っていた。

「ヒロミさんも話したように、バーベキューには中居さん、鶴瓶さん、ヒロミさん、A氏、被害女性ほか、フジテレビの若い女性アナウンサーと男性スタッフ数人が参加していたといいます」(前出のワイドショー関係者)

 バーベキューに参加したX子さんは後日、友人に“まるでキャバクラのような会だった”と当時の心境を吐露していたという。会が終わったのは22時頃で、鶴瓶とヒロミは夕方に帰路についていたとも記事では伝えていた。