清野菜名(30)の『119 エマージェンシーコール』(フジテレビ系/月曜よる9時)の第4話が、2月10日に放送される。3日放送の第3話は、平均世帯視聴率(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.4%と好調。お仕事ドラマに徹底した姿勢が高い評価を受けている。
同ドラマは、 消防局の通信指令センターを舞台に、緊急通報の1本の電話で命をつなぐ最前線に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちを描く完全オリジナルストーリー。清野は、1度聞いた声は忘れない新人指令管制員・粕原雪を演じ、当初はその異能力にとまどいの声が集まったがーー。
第3話は、粕原の先輩で、職場では自身のことを語らない語学が堪能な指令管制員・新島紗良(見上愛/24)がメインのストーリー。そんな新島が、大学の同期たちとの飲み会で、恋人に海外転勤の話があることを知る。そして、恋人から「今の仕事を続けたいか?」と問われたのだが、それは、新島もかつては海外で働きたいと語っていたからだ。
ある日、新島は重い生理痛に苦しみながら休まずに働いていた。男性からの通報を受けると、会話の途中で「女じゃ話にならない、男に代われ!」と怒鳴られる。兼下(瀬戸康史/36)が電話を代わって対応したが、新島は、同僚に助けてもらわなくても一人でちゃんとやってきたのにとショックを受け……という展開。
X上では、《考え方が違っても向かう目標は同じで、熱量の出し方は違うけど熱さは同じで、チームになっていく感じとても良い》《助けてって言える、言う事は無責任じゃないし、いい方向に心の向きが変わって嬉しかった。新島さんの笑顔見て涙出ちゃった》など、劇中で描かれた新島の変化、指令管制員たちのチーム感に称賛の声があがった。
今回は粕原(清野)の“一度聞いた声や音を忘れない”という異能力を封印したことで、新島(見上)の働きや想いが際立って見えた。さらに、兼下(瀬戸)や係長・高千穂(中村ゆり/42)、主任・堂島(佐藤浩市/64)ら指令管制員と、新島の関係も丁寧に描かれたこともあり、チーム感が増してきた。