2月11日、笑福亭鶴瓶(73)がMCを務めるバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系/火曜夜9時~)が放送された。だが、視聴者からは“違和感を感じた”という声が多く上がり、また1月15日に同番組を降板した中居正広(52)を思い出した、という声も殺到することになった。

『仰天ニュース』は2001年4月の番組開始から中居と鶴瓶のダブルMC体制だったが、昨年末、中居が23年6月に深刻な女性トラブルを起こしていたことが発覚。トラブルを認めた中居は、1月23日に芸能界引退を発表している。

『仰天ニュース』も騒動を受けて対応。1月7日放送の「4時間SP」では中居の姿をバッサリとカットする措置が取られ、15日に中居が降板することを正式に発表。21日放送回でも中居の姿はすべてカットされ、28日、2月4日は、別の特番が放送されたため『仰天』の放送はなかった。

「3週間ぶりとなった今回ですが……前回、前々回同様、不自然とも感じられる編集が多くあり、視聴者をざわつかせることになったんです。

 中居さんが最後に収録に参加していたのは1月21日放送回だと見られていましたが、今回の放送を受けて、”この回も中居くんは参加していたんじゃないか”と、多くの視聴者が疑惑の眼差しを向けることになりました」(女性誌編集者)

『仰天』のセットは、視聴者から見てスタジオ中央のMC席の左側に中居、右側に鶴瓶の椅子があり、画面右にゲストの座るひな壇がある構図となっていて、スタジオ全体が映る引きの映像も多かった。

 1月7日放送回以降、引きの映像では中居がいたであろう中央部分をカットしたり、鶴瓶がアップで映る際には画面左側を再現VTRの映像で埋めるといった措置が取られていたが、2月11日放送回でも同様の編集があったのだ。

「この日の『仰天』は、食中毒が絡む3つの騒動を紹介する『食の危険スペシャル』でしたが、4回ほど画面の左半分をVTRで隠す編集が行なわれていました。

 しかし、何よりも“不自然”と視聴者をざわつかせたのが、単独MCのはずの鶴瓶さんが2度、左側を向いたことなんですよね。それも、誰かに同意を求めているような様子で……」(前同)