■鶴瓶が中居に同意を求めているような場面が2度あったが…

 2月11日の『仰天』では2度、鶴瓶がひな壇のある画面右側ではなく、中居がいた左側を向いて話しかけている場面があった。

 1度目は、女性が原因不明の体調不良に見舞われるも健康マニアとしての知識から原因が“つぶ貝”だと察する、というVTRが紹介された時。

「やっぱり好きな人ってそやねんで。自分(鶴瓶が自分を指して)の健康オタクとか、そういうのあるやんか」

 と、鶴瓶は自身の左側にいるであろう人物に同意を求めていた。

 2度目は、学校給食で食中毒が発生してしまったというVTRの際、スタジオゲストが給食にまつわる話をする場面だった。ハナコ菊田竜大(37)が好きな給食メニューは「サフランライスのクリームソースがけ」だが「(マイナー過ぎて)マジで誰も知らない」という話をしてスタジオを盛り上げたのだが、そこで鶴瓶が「知らんよなぁ?」と、やはり左側を見ながら問いかけたのだ。

 そういった不自然とも感じられる鶴瓶の発言に注目した視聴者の多さもあり、《仰天ニュース》はXでトレンド入り。

《鶴瓶さんの隣に中居くんいるね画面が不自然だし》
《画面構成、中居くんがいたんだろうなと思えるな》
《中居さんは収録にいた感じよね》
《鶴瓶さんの隣に中居くんいるね 画面が不自然だし 鶴瓶さん振り向いたよね》
《居ないはずの中居くん、鶴瓶さんの視線でそこに居たという事が感じられる…》

 と、中居がそこにいたのでは、という声が多く寄せられたのだ。

 また、中居が降板し、スタジオトークが減少したことを受けて、

《Vの合間に中居君と鶴瓶さんの軽妙なトークでゲストをいじるのが好きだった。それが見れないのはやっぱり辛いので仰天見る気になれない》
《ひな壇にいるゲストとのフリートークの時間全然なくなったな…》
《仰天ニュース、中居くんいなくて寂しい… 鶴瓶さんMC、新鮮だけど何か物足りない》

 といった、番組自体のパワーダウンを指摘する意見も寄せられることになった。

 このように、多くの視聴者が違和感を感じ、多くの人が“中居がいたのでは”と思った2月11日放送の『仰天ニュース』のスタジオに、実際に中居の姿はあったのか……? 小サイトは日本テレビに問い合わせた。すると、

「そのような事実はございません」

 と、中居出演説を明確に否定する回答があった。

 では、鶴瓶はなぜ左側を向いていたのか?

「『仰天』には、日本テレビの杉原凛アナウンサー(28)も出演していて、視聴者から見てスタジオの左側が彼女の立ち位置です。そのため、鶴瓶さんが話しかけていたのは、おそらく杉原アナだったのでしょう。

 ただ、中居さんを強引にカットした前回と同じ“左半分がVTR”の演出が多用されていたこと。そして、今回の放送で杉原アナが顔を見せたのは番組の中盤のみ、ゲストの志田彩良さん(25)が生レバーに当たって病院で点滴を受けた様子を“お写真がございます”と紹介する場面くらいで、ほとんど画面に登場しなかったことから、鶴瓶さんが“いつもは左側にいるはずの人物”つまり中居さんに話かけていると勘違いして、“本当は中居くんが出ていたのでは?”と思ってしまったのではないでしょうか」(制作会社関係者)

 中居が収録に参加していたのは、姿が全カットされた1月21日放送回が最後だったようだ。中居の不在に“物足りなさ”を指摘する声も多く寄せられた『仰天ニュース』は今後、このまま鶴瓶単独MCで続いていくのだろうか――。