バカリズム(49)脚本、市川実日子(46)主演の連続ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系/日曜午後10時30分)の第6話が、2月16日に放送される。小さなエピソードを淡々と積み重ねる地味な展開だが、平均世帯視聴率が5.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)、配信サービス・TVerのお気に入り登録数が96.8万(16日7時現在)と、ともに堅調だ。
同ドラマは、ビジネスホテルに勤める主人公・遠藤清美(市川)が、同僚の高橋(角田晃広/51)が宇宙人だと知ってから物語が展開する、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディ。池松壮亮(34)ふんするテレビ番組のディレクターが登場し、物語を大きく動かすかと思いきや、いつものように淡々とした展開だった。
9日放送の第5話は、清美たちの町に、日テレのバラエティ番組『月曜から夜ふかし』のディレクター・岸本(池松)とAD・松崎(前田旺志郎/24)がやって来る。富士山の麓で暮らす人々を取材し、“個人的ニュース”を集める中、綾乃(木南晴夏/39)の娘・りつが「すごい速い人がいた」と宇宙人の高橋のことを口にする。
岸本と松崎は聞き流すが、その後も地元民が次々と超人的な身体能力を持つ男の目撃情報を語る。一方、ホテルでは、由美(夏帆/33)が曲がった十円玉を発見し、小野寺(白石隼也/34)が宇宙人だと思い込む。これでは小野寺に迷惑がかかると、清美は高橋に、由美と支配人・奥田(田中直樹/53)に正体を明かすことを提案し……という展開。
放送開始当初は「誰が宇宙人か?」などと、X上で考察が盛り上がっていたが、最近は単なるドラマの感想が多くなっている。しかし、《楽しいだけじゃ終わらない何かがあるんじゃないか?》など、バカリズム脚本で安藤サクラ(38)主演の『ブラッシュアップライフ』(同局系)のように、後半はなにか起きるのではないかと期待する声も。