嵐・松本潤(41)の2024年は、舞台が中心だった。7月から11月にかけて野田秀樹(69)作・演出の『正三角関係』に主演。全80回でロンドン公演まである大仕事だったが、民放キー局関係者は「今年はテレビで松本さんの活躍を楽しめそうですよ」と話すのだ——。
「松本さんを巡っては、今年の7月クールのフジテレビのドラマのオファーに難色を示している、といった報道があったんですが……ここにきて同じクールのTBSのドラマの主演に内定したようだ、という話が浮上しているんです」
昨年末に報じられた国民的タレント・中居正広(52)による女性トラブルにフジテレビの幹部社員が関与していたとも報じられ(フジテレビは否定)、その後の同局の対応を巡って80社近くのスポンサー企業が撤退。いまだ多くの企業がフジテレビには厳しい姿勢を見せている。
そして、1月27日配信の『東スポWEB』および2月4日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)には、フジテレビが7月期の水10枠で松本主演のサスペンスドラマを予定していたが、騒動を受けて松本が主演を辞退する可能性がある、と報じられたのだ。
「松本さんは昨年5月末、個人としてはSTARTO社から独立し、同年6月からは個人事務所『MJC Inc.』を設立しています。個人事務所ですから、仕事に関しては100%自分の意向で決められますよね。報道があったように、フジのドラマを断って、TBSの作品に出るということなのか……TBSのドラマは『日曜劇場』だと聞いています」(前同)
松本は個人事務所を立ち上げただけでなく、昨年11月には、出演や取材に関する業務窓口として、「株式会社一瞬と永遠」とエージェント契約を結んだことも公表している。同社は、東宝芸能で長澤まさみ(37)をトップ俳優に成長させ、現在は眞栄田郷敦(25)も担当している敏腕マネジャーが立ち上げた会社である。
「そんな、個人活動の準備が整ってきた松本さんが連続ドラマに出演するとなれば、それは旧ジャニーズ事務所時代の主演作、NHK大河ドラマの『どうする家康』(2023)以来です。
本格的なドラマ復帰を果たすにあたり、民放ではトップクラスのクオリティと人気を誇り、松本さんの代表作『99.9 ー刑事専門弁護士-』シリーズも放送された『日曜劇場』枠へのカムバックを選んだ、というのは考えられる話ですよね」(同)