■MCの好感度では『有働Times』の圧勝か
藤井がMCに就任した24年4月のリニューアルと同時に曜日別パートナーとして波瑠(33)、板垣李光人(23)、シシド・カフカ(39)が起用された。パートナーは3か月限定と決められており、3人は同年6月に卒業。
7月からは水野美紀(50)、加藤清史郎(23)、清水希容氏(31)が、10月からは長濱ねる(26)、篠原ともえ(45)、野口啓代氏(35)が出演するように。現在は葵わかな(26)、Perfume・かしゆか(36)、小島よしお(44)が出演している。
「明らかに女性を多く起用していますが、有働さんが辞めて失われた“キラキラ感”を補うためではないでしょうか。有働さんがMCを離れて、『news zero』は多くの女性視聴者が視聴を止めてしまったと分析されています。有働さんはいつも明るく爽やかで、バリバリのキャリアウーマンではありますが親しみやすくて女性も共感しやすいんでしょう。
『有働Times』も女性視聴者から支持があるようです。同番組でお天気キャスターを務めている俳優の片岡信和さん(39)も、女性人気は抜群ですからね。
一方の『Mr.サンデー』はフジテレビと関西テレビの共同制作で、取材も時間とお金をかけて綿密に行なうとても硬派な番組として評価されています。21年に放送された東日本大震災の津波を振り返る特集は、津波が岩手県宮古市を襲ってきたときの壮絶な映像や現地の方の証言、最新の分析などを加えて、あらためて津波の恐ろしさを知ることができる圧巻のクオリティになっていました。
放送の中身的には両番組はいい勝負ができそうですが……現状、こと“MCの好感度”という部分では、有働さんの圧勝でしょうね」(前出の民放キー局関係者)
有働はテレビ朝日の、宮根はフジテレビの選挙特番も担当しており、それぞれ“局の報道の顔”でもあるが、4月から展開される『有働Times』と『Mr.サンデー』の激突は、どちらに軍配が上がるだろうか。