PTSDを患っていたことを公表している元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(27)が14日までにインスタグラムを更新。華やかに着飾った近影を公開し、反響を呼んでいる。

 この日、渡邊は《好きな格好をして、やりたいことをやって、行きたいところへ行って、会いたい人に会って。ただそういう毎日を過ごしたい》《#透明を満たす》とつづり、2パターンのヘアメイクでカメラに視線を送るショート動画をアップ。白シャツ&耳かけヘアのバージョンと、ベージュのハイネック&無造作ヘアのバージョンとなっており、いずれもヘアセットやアクセサリーなどの小物で異なる雰囲気を演出した、ゴージャスな装いとなっている。

 1月29日に発売したフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)が、Amazonのタレント本ベストセラー1位になったのをはじめ、各書店で売り切れが続出するなど、大きな話題を呼んだ渡邊。また、2月3日には公式サイト&公式メンバーシップの開設を発表し、イベント開催やグッズ販売など、ファンに向けたさまざまな活動を行なっていくことを明らかにした。

「慶応大学卒業後、2020年春にフジテレビ入社した渡邊さんは、『めざましテレビ』や『ぽかぽか』『もしもツアーズ』といった人気番組を担当していましたが、23年7月に体調不良で療養。24年8月末にフジテレビを退社した後、同年10月1日に自身のインスタグラムでPTSDを患っていたことを明かしていました。

 SNSでは、《この1年4ヶ月、生きているのが辛くて、身も心もボロボロでした》と闘病中を述懐したほか、24年10月31日発売の『FRIDAY』(講談社)のインタビューでは、《当日は雨の日でした。その時の気候や最寄り駅、匂い、食べ物を想起するとパニック発作が起こり、『過覚醒』というPTSDの症状で些細な物音にも恐怖を感じるようになっていった》と当時の様子を詳細に語っていました。

 上梓したエッセイ本では、こうした壮絶な体験を渡邊さんがいかにして乗り越えていったかが綴られており、読者からは《心が震えました》《ポジティブな生き方に感動しました》など熱いレビューが続々と寄せられています。

 渡邊さんに対しては批判的な声も寄せられていますが、彼女のこれからの活動にあたたかなエールを贈るファンが増えていっている印象です」(女性誌ライター)

 このたびの最新投稿に対しても、コメント欄には《そう、その笑顔まってました!いいぞっ》《今の方が可愛い》《局アナ時代に比べると笑顔が優しくなりましたね》《めちゃくちゃ素敵やし綺麗で似合う》《女度増してない?ファッション誌進出待ってます 上戸彩さんに似てる》といった好意的な反応が続出。

 一方、一時よりもフェイスラインや首元がほっそりして見えるせいか、《やっぱり、痩せたね》《首細すぎぃ!!》《もう少しだけ、ふっくらしてもいいと思います》といった心配の声も上がっている。

 インスタグラムのコメント欄をはじめ、直接的にさまざまな反響にさらされている渡邊。病を乗り越える姿で勇気を与えてくれたからこそ、体調に無理のない範囲で活動を続けてほしいというのが、ファンの願いでもあるはずだ。