2月21日に第6話が放送される、上白石萌音(27)主演のドラマ9『法廷のドラゴン』(テレビ東京系/金曜よる9時)。話題作のドラマに隠れて目立っていないが、視聴者からは高い評価を受けている。

 同ドラマは、元プロ棋士志望の弁護士・天童竜美(上白石)と、歩田虎太郎(高杉真宙/28)とバディを組む、将棋×痛快リーガルドラマ。初回の平均世帯視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同局のドラマ8枠、9枠を通して歴代最高を記録し、見逃し配信の再生数は同局のゴールデン帯史上最速で100万回再生を突破している。

 14日放送の第5話は、プロの棋士になる道を諦め、弁護士に転向した竜美が就職先として選んだのは、虎太郎が所長を務める歩田法律事務所。なんでも将棋になぞらえ、挙動不審な竜美に困惑する虎太郎だったが、法廷では厳しい案件で良い結果を出している。そんな2人が今回挑むのは、老舗和菓子店のライセンス訴訟。

 人気の和菓子・一徹餅がライセンス契約した通販会社で販売されていたが、店主・熊倉英和(角野卓造/76)が「これはまがい物だ」とネットに書き込み、契約違反で逆に訴えられてしまう。鍵を握るのは通販会社に勤める熊倉の息子・和輝(草川拓弥/30)。英和は和輝を「成り金」だと罵るが、竜美は将棋の“成金”を試す驚きの法廷戦略に出て……という展開。

 視聴者のX上での反応は、《回追うごとに、弁護と将棋の類似性に興味が湧く!戦術、策略、きっちりと決着が着く痛快さ!後味スッキリドラマだ!》《上白石萌音が演じる竜美の法廷シーンは、静かな説得力と緊張感が同時に漂っていて素晴らしい。台詞回しが秀逸》などと、素直に内容や演者を称賛する声が多い。