3月20日、元SMAP香取慎吾(48)が主演を務める連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系、木曜日22時~)が最終回を迎える。そんななか、香取の盟友である名俳優がフジテレビ系のドラマに戻ってくるという話が聞こえてきて――。

「10月クール、関西テレビ放送 (カンテレ)が制作するフジテレビ『月10』枠で、草なぎ剛さん(50)主演の新作ドラマが予定されていると聞こえてきています。しかも、プロデューサーなどスタッフは、ヒットした『罠の戦争』(2023年1月期)と同じだそうで、クオリティの高さが評価されているTBSドラマも多く担当している制作会社が引き続き制作を担当するそうですよ。

『罠の戦争』は、草なぎさんが17年9月にジャニーズ事務所を退所して以来初の民放連ドラ主演作としても注目された作品でしたが、およそ2年半ぶりに“月10カムバック”となるようですね。草なぎさんは先日授賞式があった第48回日本アカデミー賞でも、映画『碁盤斬り』(24年5月公開)で優秀主演男優賞を受賞。絶賛される演技力には、ますます磨きがかかっていますよね」(民放キー局関係者)

『罠の戦争』は、草なぎ演じる議員秘書・鷲津亨が息子の復讐のため、政治家たちに罠を張り“戦争”を仕掛けるリベンジエンターテインメントドラマ。そして『戦争シリーズ』というのは、カンテレが制作してきた『銭の戦争』(15年4月期)、『嘘の戦争』(17年1月期)、前出の『罠の戦争』の総称である。いずれも独立した作品だが、草なぎ演じる主人公が壮絶な復讐劇を行なうという点が共通していること、プロデューサーなど制作陣が同じことから、公式にシリーズとして扱われている。

「『罠の戦争』が放送されたフジテレビの“月10”は、かつてSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』が放送されていた枠ということでも話題になりましたよね。

 SMAPが2016年末に解散、草なぎさんと香取さんが翌年にジャニーズを辞めた後は一時期、両者はフジテレビをはじめとする地上波テレビから姿を消していましたが、やはり長年『スマスマ』をやっていた局ということもあり、フジテレビおよびカンテレとSMAP元メンバーとの関係性は深い印象を受けますよね。今も香取さんの主演ドラマが放送中ですしね」(前同)