橋本環奈が平成時代のギャルを演じるNHK連続テレビ小説おむすび』が2月3日より最終章に突入した。放送前には注目度の高かった『おむすび』だが、第19週(2月10~14日)の週間平均視聴率(世帯)は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第13週(昨年12月23日~27日)から7週連続で12%台を記録。これまでの朝ドラにおいて、全話の世帯平均視聴率ワーストは2009年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ウェルかめ』が持つ13.5%だったが、その数字を更新しそうだといわれている。

 期待が大きかっただけに、思ったものと違う内容にがっかりしている視聴者も多いようだ。そこで今回は2020年以降放送の連続テレビ小説に注目、30~50代の女性100人に「残念だった朝ドラ」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(8.0%)は、『虎に翼』。

 伊藤沙莉がヒロインを務めた『虎に翼』は、2024年度前期に放送。日本で初めて誕生した女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さんをモデルに、伊藤演じる女性法律家の草分けとなったヒロイン・猪爪寅子たちが男尊女卑な考えが強い戦前社会という困難な時代に道を切り開き、追いつめられた女性たちを救っていくストーリーで、多くの視聴者を魅了した。夫婦別姓やジェンダーに関する問題も取り上げたことも話題になった。

「ストーリーがちょっと残念だった」(36歳/女性)

「真面目すぎるというかちょっと難しすぎた」(53歳/女性/主婦)

「いろいろな思想が入りすぎだと感じた」(35歳/女性/会社経営・役員)

「あまり印象に残らなかったから」(48歳/女性/営業・販売)