■「清らかすぎて浄化されそう」の声もあるほどの人気ぶり

 4月25日には萌歌がヒロイン、向井理(43)が主演のドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系/2023年9月期)の劇場版作品『パリピ孔明 THE MOVIE』の公開も控えている。同ドラマは24年8月には公開収録ライブイベントも行なわれていて、8000人規模の東京ガーデンシアターが満席になる大盛況だった。

 そして、上白石姉妹は歌手としても活躍しており、萌音は昨年12月から今年2月にかけて自身最大規模のライブツアー『yattokosa』(全国10か所/11公演)を敢行。萌歌も昨年8月に『SUMMER SONIC 2024』で、初のフェス出演を果たした。

「ドラマも映画も舞台も歌も、上白石姉妹の出演作に外れナシ、とも言えそうな大活躍ぶりですよね。そんな上白石姉妹は好感度も抜群に高く、バラエティ番組のMCやCMなどで姿を見せることも多いですが、SNSではそんな2人が、スキャンダルなど暗い話も多い芸能界の中で、数少ない”癒し“だとする声が多いんですよね」(前出の女性誌編集者)

 上白石姉妹には、

《上白石姉妹清らかすぎて浄化されそう》
《百億が一、萌音ちゃんに激ヤバ違法スキャンダルとかが持ち上がったら、倒れるかもしれん。(萌音ちゃんはそんなことしない!!)》
《上白石姉妹ほんと穢れのない子たちだなぁ。このまま染まらず輝きを失わないでほしい……》

 といった、清いままでいて欲しい、という声が多く寄せられているのだ。

 才能あふれる芸能界でも別格の輝きを放つ上白石姉妹――芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。

「まず、上白石姉妹は、2人とも2011年開催の『第7回 東宝シンデレラ オーディション』――沢口靖子さん(59)や長澤まさみさん(37)も輩出した、人気女優の登竜門であるオーディションを経てデビューしました。この時点で、姉妹どちらもオーディションの良い賞を勝ち取っている、という稀有な存在ですよね。ちなみに、浜辺美波さん(24)も同期です」(三杉氏、以下同)

 萌音(当時13歳)は『東宝シンデレラ オーディション』で審査員特別賞、萌歌(当時10歳)は最年少グランプリに選ばれたことで芸能界入り。その後、萌音は佐藤健(35)が相手役の主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系/20年1月期)が大ヒットしたことで本格的に人気を確立し、現在では萌歌も多くのドラマ、映画への出演を経て売れっ子女優として活躍している。

「近年の芸能界は佐々木希さん(37)や菜々緒さん(36)など、細身のモデル体型でクールビューティな雰囲気の美人女優が多かったですが、そのなかで上白石姉妹は素朴で親しみやすいタイプですよね。

 また、お嬢様らしさ、育ちの良さも感じさせるところもあるため、そういった部分も、幅広い人気に影響しているところがありそうです」

 上白石姉妹の父親は社会科の教師。母親は元音楽教師で現ピアノ指導者である。