「中居さんの問題でフジテレビが揺れに揺れていますが、それにより同局のOBやOGにも注目が集まっていますよね。古巣へのコメントを求められたり、かつて同局にいたときの経験を聞かれたり……。そんななか、逆風が吹き始めている感じの人も。それは、元フジテレビアナウンサーの高島彩さん(46)です」(制作会社関係者)

 2024年末より取り沙汰された元SMAP中居正広(52)の女性トラブルに端を発した騒動で大揺れとなったフジテレビ。同局上層部の一連の対応を受けて80社近くのスポンサー企業が撤退する事態へと発展してしまった。

 そのフジテレビで、2010年12月末に退社するまで『めざましテレビ』のMCを務めるなど、局の顔として活躍したスーパーアナウンサーが高島。しかし、彼女が出演するバラエティ番組『ワールド極限ミステリー』(TBS系)に打ち切り話が浮上しているという。

『ワールド極限ミステリー』は2019年10月にスタート。世界各地で起きた事件や事故をドラマ仕立てで再現し、VTRの途中でクイズで出題しながら紹介していく番組で、高島と恵俊彰(60)がMCを担当している。

「2月26日、二宮和也さん(41)がMCを務めるバラエティ番組『ニノなのに』(TBS系)が4月からレギュラー化することが正式に発表されました。そして、同番組の放送枠は水曜21時のゴールデンタイムとささやかれているんです。同時間帯はまさに『ワールド極限ミステリー』の枠。

『ワールド極限ミステリー』は以前から視聴率もパッとしませんでしたし、話題になることもほとんどない。それで、数字が取れる二宮さんの番組に代わるのではと言われているんです」(前同)

 2010年のフリー転身以降も高島はテレビ界の第一線で活躍。『ワールド極限ミステリー』のほかにもテレビ朝日の報道番組『サタデーステーション』(土曜日よる8時54分から)のMCも担当している。

 1月26日放送の『サタデーステーション』に出演した高島は古巣・フジテレビの問題について「私も15年前までフジテレビに勤めていましたので、今でもかつての同僚と連絡を取っていますけども、みんな本当に不安、憤り、苛立ち、焦り。こういったなかで仕事を続けていて、いつ番組が作れなくなるか戦々恐々としています」と思いを吐露していた。

「同番組は『報道ステーション』(テレビ朝日系)の土曜版ですからね。元フジテレビアナウンサーながら、テレ朝の看板であり硬派な報道番組のMCにまで抜擢されていることからも高島さんの人気と実力がうかがえますが、最近になってテレ朝には有働由美子さん(55)も乗り込んできましたからね」(同)