現在放送中の1月クールの連続ドラマには、STARTO ENTERTAINMENTの人気タレントが出演している作品も多い。多くの視聴者から需要のある“恋愛もの”作品も放送されているが、明暗がハッキリと分かれる形になっている2作品があるという。
「SixTONESの松村北斗さん(29)が主人公の相手役で出演している『アンサンブル』(日本テレビ系/土曜よる10時~)と、King&Princeの永瀬廉さん(26)が主演を務める『御曹司に恋はムズすぎる』(フジテレビ系/火曜よる11時~)ですね。2作とも演技派STARTO俳優による恋愛ドラマなのですが、前者の評判が良くないんですよね……」(テレビ誌編集者)
川口春奈(30)主演の『アンサンブル』は、現実主義の女性弁護士・小山瀬奈(川口)と、愛や誠を信じる理想主義の新人弁護士・真戸原優(松村)が、さまざまな恋愛トラブル絡みの裁判に挑むことで、自分たちの恋に生かしていくリーガルラブストーリー。川口、松村以外には“当て馬枠”の元カレ役で田中圭(40)も起用されており、女性視聴者人気を意識したキャスティングが目立つ作品だ。
対する『御曹司に恋はムズすぎる』(『恋ムズ』)は、恋愛偏差値ゼロの超わがまま御曹司・天堂昴(永瀬)が、山下美月(25)演じるド庶民女子・花倉まどかと同僚になり、初めての挫折と本気の恋を知るロマンティックコメディ。主題歌がキンプリの新曲『HEART』であるほか、昴(永瀬)の親友ポジションにはなにわ男子・西畑大吾(28)も起用されていて、明確にSTARTO社タレントのファンを狙った作品となっている。
そんな2作品だが、
《松村北斗も永瀬廉もすごくかっこよいのに奇想天外なアンサンブルよりもベタベタな運びで先がわかりやすいの恋ムズに感動するのは何故なのだろうか…》
《取ってつけた弁護士設定いらんなこんな酷いなら最初から恋愛に全振りしとけばよかったのに御曹司に恋はムズすぎる見習った方がええよレベル》
といった声がSNSに寄せられるなど『アンサンブル』には厳しい評価がされており、作品人気は『恋ムズ』に軍配が上がっている感があるのだ。
「両ドラマとも役者の演技は良く、松村さんも永瀬さんもタイプの違うイケメンとして甲乙つけがたいですよね。それこそ松村さんは上白石萌音さん(27)とのW主演映画『夜明けのすべて』(24年2月9日公開)が評価され、『2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン』で主演男優賞を獲得するなど、役者として非常に認められている存在ですよね」(前同)