中居正広の女性トラブルを巡り、現在も多数の企業がフジテレビへのCMを差し止める事態が続いている。同局は2度にわたる会見を行い、対応しているが、視聴者の信頼低下につながってしまった。今回の騒動はあらためてテレビ界のあり方についても考える機会になっている。

 最近では動画配信サイトやYouTubeの台頭で、昔ほどテレビを見ないという人も増えたが、まだまだ注目の番組は多い。そこで今回は、NHK・民放キー局について30~50代の男女100人に「好きなテレビ局」を聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(14.0%)は、日本テレビ。

 日本テレビは、1952年に日本初の民間テレビ放送免許を獲得した最も歴史が古い民放テレビ局。2022年の年間個人視聴率において、全日、プライム、ゴールデンの全3部門で1位を獲得、12年連続で個人三冠を記録している。

 バラエティ番組では『世界の果てまでイッテQ!』『ザ!鉄腕!DASH!!』などが安定した人気を誇り、演芸バラエティ番組『笑点』、トークバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』といった長寿番組も堅調。夏に行われる『24時間テレビ』は、元テレビ局長の寄付金等着服問題があり、番組の形も見直されたが、毎年注目を集めている。また年明け放送の『新春スポーツスペシャル箱根駅伝』も高視聴率を叩き出す看板番組だ。

 2023年に放送された木南晴夏主演ドラマ『セクシー田中さん』において、制作サイドと原作者の間に原作改変を巡るトラブルが発生。昨年1月に原作者が急逝し、制作体制が問題視されたこともあった。

「水卜アナが好きで、毎朝『ZIP!』を見て出勤しているから」(58歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「面白いバラエティ番組がいちばん多い気がする」(43歳/女性/主婦)

「バラエティやドラマ、ドキュメントなど、独自の企画があるから」(48歳/男性)

「ドラマもニュース番組も好きだから」(41歳/女性/主婦)

「『箱根駅伝』が何よりも好き」(46歳/男性/総務・人事・事務)

「地元のお店とかの番組をよくやってくれるから身近に感じる」(43歳/女性/主婦)

「『ヒルナンデス』をたまに見ているから」(51歳/女性/主婦)

「面白いコンテンツが多い」(43歳/男性/総務・人事・事務)