■舞台や『Mステ』コラボも話題に
『ミタゾノ 第7シーズン』は3月11日に最終回を迎えるが、
《毎回ツッコミどころ満載で面白い》
《つい見ちゃう》
《普段、TVドラマなんてほとんど観ないけど、ミタゾノさんは中毒性ありすぎて楽しい…》
など、Xにも好意的な声が多く寄せられている。
「『ミタゾノ』はドラマ本編だけでなく、舞台公演が行なわれたり、同局の看板音楽番組『ミュージックステーション』とコラボすることがあったりと、番外で盛り上がることも多く、完全にコンテンツとして人気を確立している感じもありますね」(前出のテレビ誌編集者)
舞台版『ミタゾノ』は、2022年11~12月に東京と大阪で第1弾『お寺座の怪人』を上演したところ、チケットが即日完売する大人気ぶりを見せた。今年5月からは第2弾『レ・ミゼラ風呂』が上演予定だが、同公演は東京、大阪、石川、愛知、広島、宮城の6都市公演と、より大規模になっている。
テレビ各局の看板歌番組『ミュージックステーション』とのコラボは、最近では23年12月に行なわれた。Hey!Say!JUMPが『ミタゾノ 第6シーズン』(23年10月期)の主題歌『それぞれ』を歌うなか、カメラマンに扮したミタゾノがやってくるという演出で、山田涼介(31)が笑って歌えなくなってしまうなど、番組は大いに盛り上がった。
「コラボの背景には、ヘイセイの伊野尾慧さん(34)が『ミタゾノ』に第3シーズン(19年3月期)から見習い家政夫・村田光役でレギュラー出演していて、グループも第3シーズンから主題歌を担当していた、というのがあります。
現在放送中の第7シーズンでは、伊野尾さんとTOKIOの城島茂さん(54)によるユニット“島茂子&光”の楽曲『clock』が主題歌に用いられていますね」(前同)
そんな『ミタゾノ』が支持される理由としては、“とにかく小ネタが楽しいドラマ”という声が寄せられている。
「ゲスト俳優の過去作にちなんだネタ発言が飛び出したり、放送中の第7シーズンの第6話では、サブタイトルが広瀬さん主演の『クジャクのダンス、誰が見た?』ならぬ『シン・デレラのダンス、誰か見た?』だったりと、時事ネタがふんだんに盛り込まれているんです」(同)