■「人間、ずっと勝ち続けるのはほぼ不可能」
こうした肉体改造には世間からさまざまな意見があるものの、MiAさんは今後も身体をさらにアップデートすることを考えているそうだ。
「指の水かきを切りたいなぁ、とは思ってます。今、両手にマイクロチップが埋め込まれているのですが、脳のマイクロチップとかも興味はありますね」
GACKTからはXで「面白い奴」と絶賛されており、一緒にトレーニングをする姿も発信されている。
「GACKTさんは僕にとって、兄貴であり、大先輩であり、最強のメンター、そして、大好きなメンバーです」

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華やかな世界に身を置いているが、2023年12月の『文春オンライン』のインタビューでは、不登校だった過去や母親から暴力を振るわれたことなど、自身の壮絶な生い立ちについて語っていた。厳しい状況に置かれながらも、諦めずに夢を叶えられたのはなぜなのか。
「過去のこと、僕自身は全然大変だと思ってないんですよ。諦めずにやっているというよりは、逆にすでにすべてを諦めて他人には期待せずやっている感覚なんです。仕方ない、しょうがない、けど今出来ることやるべきことを着実にやろう。そんな感じです。
誰にでも良い時期や悪い時期、勝てるタイミング、負けるタイミングがあると思います。負ける時は負けて、勝てる時を見定めてまた勝つまでやり続ければ良いだけ。人間、ずっと勝ち続けるのはほぼ不可能なので」
MiAさんはそう言って微笑んだ。
MiA
1991年9月17日生まれ。身長173センチ。血液型O型。ゲームがきっかけとなりギターに興味を持ち、15歳でメジャーデビュー。2011年、ヴィジュアル系バンド「MEJIBRAY(メジブレイ)」に。2017年に活動休止後は、GACKTやHYDEなどのサポートギタリストに。自身のSNSでは整形や肉体改造を積極的に発信している。