横浜流星主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が好調だ。横浜が演じるのは江戸時代の出版人・蔦屋重三郎で、彼の生涯を描いたストーリー。彼のおさななじみの花魁・五代目瀬川(花の井)を演じる小芝風花の他、周囲のキャストの演技も話題になっている。
大河ドラマといえば豪華な俳優陣がそろい、1年間にわたり壮大なストーリーが紡がれる。これまでに名作といわれる大河も多い。そこでここでは2010年以降放送の大河ドラマに注目。40~50代の男女100人に「最高だった大河ドラマ」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第3位(9.0%)は、小栗旬主演『鎌倉殿の13人 THE 13 LORDS OF THE SHOGUN』。
『鎌倉殿の13人 THE 13 LORDS OF THE SHOGUN』は三谷幸喜氏の3作目の大河脚本で、2022年に放送された。平安末期から鎌倉前期を舞台に、執権政治に至るまでの権力争い、小栗演じる主人公の北条義時が次第にダークヒーローへと変貌し、武士の頂点へと上り詰めていく姿が描かれた。
これまでの大河とは異なり、御家人同士の殺し合いが繰り返されていくサバイバルドラマとして反響を呼び、源義経役の菅田将暉、源頼朝役の大泉洋をはじめ、坂口健太郎、新垣結衣など主役級のキャストが多く出演していたことも話題になった。
「普段あまりクローズアップされることが少ない時代を取り上げ、分かりやすく描写されていた。人間模様が複雑で興味深かった」(48歳/男性)
「登場する全ての人が魅力的だった」(49歳/女性/総務・人事・事務)
「複雑な人間関係の中で繰り広げられるコミカルさとダークなところが面白かった」(51歳/女性/主婦)
「戦国時代ほど詳しくなかった鎌倉時代の人間関係などがよく分かった」(54歳/女性/金融関係)
「小栗旬と小池栄子の演技が良かった。キャスティングも良いし、三谷幸喜らしさがあって面白かった」(52歳/女性/主婦)
「幕府の権力争いが息を呑むほどの迫力で描かれていた」(56歳/男性/コンピュータ関連技術職)
「三谷作品の真骨頂だった」(49歳/男性)