木村拓哉(52)が主演を務める映画『グランメゾン・パリ』が3月2日までの公開63日で観客動員279万人、興行収入40億円を突破したことが発表され、あらためて木村の俳優としての存在感が高まっている――。
同作は2019年に日曜劇場で放送されたドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の続編。木村演じるどん底に落ちた天才シェフ・尾花夏樹が、鈴木京香(56)演じる女性シェフ・早見倫子との運命的な出会いから最高のチームを再結成し、ミシュラン三つ星を目指す姿を描くドラマ。
「実写の邦画で興収40億円超えというのはやはり凄い結果ですし、『グランメゾン東京』は韓国とトルコでリメイクされることも決定。あらためて木村さんは“ヒットメーカーだ”と評価が高まっています。
ここにきて、さらにオファーも殺到しているうようですよね。そして、2025年は俳優としては映画の仕事が続くことになると見られています。『教場』も控えていますしね」(制作会社関係者)
『教場』は20年1月と21年1月にスペシャルドラマとして、23年4月クールに『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)が連続ドラマとして放送され、木村が冷徹な警察学校の教官・風間公親を演じたことが話題を呼んだ。
「当初は24年春にスペシャルドラマとして放送する予定だった『教場』ですが、23年9月に制作がストップされることに。脚本の問題に加え、一部では、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が理由ではないか、とも言われましたね。そんな『教場』が2部作の映画として製作されることになると複数のメディアが報じています。
4月中旬から8月中旬までの撮影になるといいますが、主演の木村さんは『教場』とともに、かなり思い入れを強くしている映画があるといいます。それが『TOKYOタクシー』ですね」(前同)