■人気女子アナ2人の同時退社発表にフジ局内は大揺れ

 国民的タレントだった中居正広(52)の女性トラブルは、被害女性が“意に沿わない性的行為を受けた”とされ、中居が巨額解決金を払って示談したと24年末より報じられ、トラブルを認めた中居は1月23日に芸能界からの引退を発表。フジテレビは否定しているものの幹部社員も関与しているとも報じられ、同局から80社近くのスポンサー企業が撤退することとなった。

「椿原アナも永島アナも“中居・フジテレビ問題”が退社のきっかけの1つになったと見られています。椿原アナは『ワイドナショー』(フジテレビ系)にも出演していましたから、同番組が3月をもって終了することも後押しになったのかもしれませんね。

 椿原アナは2度の産休・育休を経て、テレビから離れていた時期も長かったですが、『Mr.サンデー』や『FNNプライムニュースα』(ともにフジテレビ系)などの夜のニュース番組でも人気を博しましたし、フジテレビの看板アナウンサーだった“カトパン”こと加藤綾子さん(39)と同期入社ということでの存在感も放っていました。

 一方の永島アナは、2016年4月から21年3月まで『めざましテレビ』のメインキャスターを務め、21年3月から23年3月まで『めざまし8』(ともにフジテレビ系)のメインキャスターと、長年にわたってフジテレビの“朝の顔”を張ってきましたからね。

 そんな存在感の大きい女子アナ2人が同時に退社を発表したことにフジテレビ局内も揺れています。そして“これで終わりになるとは思えない……”と、さらに女子アナが辞めてしまうのではと考えている局員は多くいて、不安の声が聞こえてきていますね」(前出のフジ関係者)

 フジテレビの女性アナウンサーを巡っては、佐々木恭子アナ(52)がこの春にスタートする新番組『サン!シャイン』にレギュラー出演する予定だったものの、“中居・フジテレビ問題”により取り消されたとも報じられた。

『めざまし8』の後番組として4月よりスタートする『サン!シャイン』は、谷原章介(52)がMCを、サブMCとして武田鉄矢(75)とメイプル超合金カズレーザー(40)が曜日替わりで出演する情報番組。

 2月26日配信の『デイリー新潮』によると、佐々木アナは同枠で放送されていた『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)でMCを務め、シニア層から好感度が高いこともあり、『サン!シャイン』にキャスティングされていたという。しかし、中居の女性トラブルの被害女性が、仕事でのつながりが深かったアナウンス室局次長の佐々木アナに相談したところ、親身に対応してもらえなかったとも報じられ出演が見送られることになった、と記事では書かれている。