フジテレビからの“女性アナウンサー流出”が止まらない。

 2024年末から報じられている中居正広(52)の女性トラブルに端を発した一連の問題。フジテレビは否定しているものの同局の幹部も関与していると報じられており、一連の対応を受けて約80社のスポンサー企業が同局から撤退。現在は第三者委員会による調査が行なわれており、3月末にも報告がなされる見込みだ。

 そんななか、椿原慶子アナウンサー(39)と永島優美アナ(33)が3月31日をもって同局を退社することが同月10日に正式に発表された。

 さらに3月15日には入社3年目の岸本理沙アナ(25)も3月末に退社予定で、異業種への転職が決まっていると複数のメディアに報じられることに。

「椿原アナは家族との時間を大切にしたいから、永島アナはスポーツに関する仕事、3年前に取得した資格『果物インストラクター』『オーガニックフルーツソムリエ』を活かした仕事をしていくための退社で、以前から退社に向けて準備を進めていたといいます。ただ、やはり“中居・フジテレビ問題”の影響はゼロではないだろう、と言われていますよね。

 そして、岸本アナはまだ入社3年目。結婚しておらず子どももいないので家庭の事情という感じでもないでしょう。まだアナウンサーとしてのキャリアが始まったばかりなのに早々に退社を決意したのは、やはり今のフジテレビの状況が大きいのではないか、と見られていますね。

 そんななかにあって、今、存在感を増しつつあるアナウンサーがいるんです。それは宮司愛海アナ(33)ですね」(制作会社関係者)

 2015年入社の宮司アナは『めざましテレビ』のキャスターなどを経てスポーツ番組『S-PARK』のMCに就任。フジテレビのスポーツの顔として人気を博し、現在は平日夕方の情報・報道番組『Live News イット!』(すべてフジテレビ系)のMCを務めている。

「24年10月には実業家でヴァイオリニスト、ロックバンド・KingGnu常田大希さん(32)の兄でもある常田俊太郎さんと(34)と結婚。プライベートは充実しているでしょうね。そんな宮司アナの存在感がなぜ増してきているかというと、MCを務めている『イット!』に多くの業界関係者が注目しているからなんです」(前同)