■「残念だった大河ドラマ」、史実を逸脱しすぎるのはNG!?
第5位(6.0%)は、『平清盛』『おんな城主 直虎』。
2012年放送の松山ケンイチ主演『平清盛』は、本当の親を知らないまま育った松山演じる平清盛が、武士の頂点に立っていく様を、岡田将生演じる源頼朝視点を通して描いた。キャストへの評価は高かった一方、同作について、当時、清盛にゆかりのある兵庫県の井戸敏三知事が記者会見で「画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならない」と、苦言を呈したことも話題になった。
「キャストは豪華だったが、終始見ていて眠たくなる内容だった」(42歳/男性)
「個人的にはストーリーがワクワクするような展開ではなかった」(43歳/男性)
「取り上げられた時代が古くて、親しみが持てなかった」(52歳/男性)
「チラついているような独特な映像の感じが苦手だった」(50歳/男性/営業・販売)
2017年放送の柴咲コウ主演『おんな城主 直虎』は、戦国時代に井伊家の当主を務めた井伊直虎を柴咲が演じ、女城主として過酷な運命に立ち向かっていく姿を描いた。三浦春馬演じる井伊直親、高橋一生演じる小野政次など、幼馴染との友情や恋愛模様も見どころだった。
一方、同ドラマ放送前に、直虎が女ではなく男だったと読み取れる史料が発見されたと、一部で報じられたことも注目を集めた。
「史実を無視して創作話だけでドラマを作っているのかと思うくらい無茶苦茶な展開だった」(48歳/男性)
「柴咲コウを活かしきれていないと思った」(43歳/男性)
「脚本が味気なかった」(59歳/男性/学生・フリーター)
「自分の好きな俳優さんがあまり出ていなかった」(48歳/女性/営業・販売)
■「残念だった大河ドラマ」ランキング
1位『いだてん』
2位『どうする家康』
3位『龍馬伝』
3位『光る君へ』
5位『平清盛』
5位『おんな城主 直虎』
7位『江~姫たちの戦国~』
7位『麒麟がくる』
7位『べらぼう』
10位『真田丸』