現在、竜星涼(29)主演の『スタンドUPスタート』が放送中のフジテレビ系「水曜22時枠」。4月12日からは波瑠(31)主演の『わたしのお嫁くん』が控えている。前者はビジネスドラマ、後者はラブコメドラマだが、共通点があるという。

「2作品とも“漫画原作の実写ドラマ化”です。『スタンド~』は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)、『お嫁くん』は『Kiss』(講談社)に連載中の同名漫画が原作ですね。

 そして、7月クールの作品も、漫画原作の企画が動いているようですよ」(制作会社関係者)

 その作品とは――?

「ヨシノサツキ先生による書道漫画『ばらかもん』(スクウェア・エニックス)がドラマ化する、という話が聞こえてきていますね。同作は2019年に完結していますが、2014年にはアニメ化したこともある大人気作品。長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く物語です。

 五島列島はNHK連続テレビ小説舞いあがれ!』の舞台になったばかりだし、話題性的にいいですよね」(前同)

『ばらかもん』の主人公は、書道界家元の後継ぎで都会育ちの書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)。入賞作品を書道界の重鎮に酷評された際に逆上して暴力沙汰になってしまい、父親に「頭を冷やしてこい」と五島列島に送られてしまうことから、物語が始まる。

 作務衣を着こなし、公式設定で“イケメン”な清舟を演じるとささやかれているのは、1月クール放送の草なぎ剛(48)主演ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)で話題沸騰中の俳優だという。